2022年度~
概要
統合化推進プログラム(以下、「本プログラム」といいます)は、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース(統合データベース)開発を目的としたプログラムです。具体的な研究開発は、研究データの収集・整理、標準化・公開・共有・品質管理、運用等で、他のデータベースとの連携・統合化や、収録データを円滑に利用するために必要なインターフェース・ツールの開発等も含みます。
本プログラムは、これらの研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指します。
研究総括
研究アドバイザー
鎌田 真由美 |
北里大学 未来工学部 教授 |
坂井 寛章 |
農業・食品産業技術総合研究機構 高度分析研究センター ユニット長 |
清水 佳奈 |
早稲田大学 理工学術院 教授 |
瀬々 潤 |
(株)ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 |
馬場 健史 |
九州大学 生体防御医学研究所 教授 |
山本 一夫 |
お茶の水女子大学 ヒューマンライフサイエンス研究所 客員教授 |
吉田 哲郎 |
アクセリード(株) 経営企画部 シニアディレクター |
(2024年9月現在;五十音順に掲載)
以前の研究アドバイザー
岩崎 渉 |
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授(~2024年3月) |
このプログラムの採択課題
2024年度採択(育成型)
2023年度採択(育成型)
2023年度採択(本格型)
2022年度採択(本格型)
2017年度~
概要
統合化推進プログラム(以降、本プログラムという。)は、研究データの統合的な活用を図るため、わが国の生命科学研究等によって産出された研究データを広く収集するデータベースを対象とし、より多くの多様な研究者にとってより価値のあるものへと発展させる研究開発を推進します。具体的には、研究データの収集・標準化・品質管理・公開・共有・安定運用に関する体制の構築や、他に開発されているデータベースとの連携・統合化とそれに必要な技術開発、研究効率化のためのインターフェース設計・開発、ツール開発などを含みます。これらの研究開発の実施に当たっては、データ提供者、データ利用者(学協会をはじめとした研究者コミュニティ、食品業界、製薬業界などの産業コミュニティなどを含む)との緊密な連携・協業を必須とします。
本プログラムの実施により、生命科学に関わる研究者が、目的とする科学的知見を容易に閲覧・参照できるのみならず、単独の研究からは得ることのできない関連分野の有用情報を発見し、また公開データを用いた大規模解析によって新たな知見を見いだす事が容易な情報基盤の確立を目指します。食糧、環境、エネルギー問題、健康、医療等にソリューションを提供する、科学技術イノベーションの創出の基盤として貢献することを期待します。
研究総括
伊藤 隆司
九州大学 医化学分野 教授
(2019年11月~(2019年11月から2020年3月までは「副研究総括」と呼称))
以前の研究総括
長洲 毅志(元・エーザイ(株))(2014年4月~2020年3月)
研究アドバイザー
岩崎 渉 |
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授 |
鎌田 真由美 |
京都大学 大学院医学研究科 准教授(2020年9月~) |
坂井 寛章 |
農業・食品産業技術総合研究機構 高度分析研究センター ユニット長(2021年12月~) |
清水 佳奈 |
早稲田大学 理工学術院 教授(2020年7月~) |
瀬々 潤 |
(株)ヒューマノーム研究所 代表取締役社長 |
馬場 健史 |
九州大学 生体防御医学研究所 教授(2020年6月~) |
山本 一夫 |
千葉大学 大学院医学研究院 特任教授(2020年6月~) |
吉田 哲郎 |
アクセリード(株) 新技術評価リード(2020年6月~) |
(2022年5月現在;五十音順に掲載)
以前の研究アドバイザー
伊藤 隆司 |
九州大学 大学院医学研究院 教授(~2019年10月) |
伊藤 剛 |
農業・食品産業技術総合研究機構 高度解析センター チーム長(2017年11月~2021年3月) |
坂田 恒昭 |
塩野義製薬(株) シニアフェロー /大阪大学サイバーメディアセンター 招聘教授(~2020年3月) |
白水 美香子 |
理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー(2020年6月~~2022年3月) |
原田 亜紀子 |
中央大学 理工学部 助教(~2020年3月) |
深海 薫 |
理化学研究所 バイオリソースセンター情報解析技術室 室長(~2017年8月) |
水口 賢司 |
医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所(バイオインフォマティクスプロジェクト) プロジェクトリーダー(~2020年3月) |
このプログラムの採択課題
2018年度採択
2017年度採択
2014~2017年度
概要
本プログラムは、国内外に散在しているライフサイエンス分野のデータやデータベースの共有を強力に促進し、公共財として誰でもが自由に活用できるようにするとともに、生物種や個々の目的やプロジェクトを超えて幅広い統合化を実現することにより、データがより多くの分野の研究者、開発者、技術者に簡便に利活用できるようにして、データの価値を最大化することを目指すものです。すなわち、データの共有、統合を通して、我が国のライフサイエンス研究の成果をあまねく行き渡るようにするとともに、それを十分に活用できる環境を構築することにより、ライフ分野におけるイノベーションを促すことが本プログラムの目的です。
研究総括
長洲 毅志
元エーザイ株式会社
プロダクトクリエーション本部
ポートフォリオ戦略・推進部 顧問
研究アドバイザー
伊藤 隆司 |
九州大学 大学院医学研究院医化学分野 教授 |
漆原 秀子 |
筑波大学 名誉教授 |
金岡 昌治 |
株式会社住化分析センター 代表取締役社長 |
狩野 光伸 |
岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授 |
佐々木 卓治 |
東京農業大学 総合研究所 教授 |
藤 博幸 |
関西学院大学 理工学部生命医化学科 教授 |
深海 薫 |
理化学研究所 バイオリソースセンター情報解析技術室 室長 |
(平成29年3月31日現在;五十音順に掲載)
このプログラムの採択課題
2015年度採択
2014年度採択
2011~2014年度
概要
『統合化推進プログラム』は、データベースの分野別統合化または目的別統合化、ならびに散在しているデータベースの統合化を実現するものです。
本プログラムは、国内外に散在しているライフサイエンス分野のデータベースについて、生物種別、分野別、目的別またはデータ種類別などで統合化を実現するものです。具体的には、ヒト、動物、植物、微生物などの生物別、疾患、脳、進化、発生などの分野や目的別、または、ゲノム、プロテオーム、メタボローム、インタラクトーム、フェノームなどのオーミクス単位での統合化の推進を目指すものです。このプログラム実施により、それぞれの分野において、日本を代表するとともに、中核、拠点となる統合データベースの構築を支援します。そのため、それぞれの分野での高い網羅性が求められます。個々の研究室や個々の機関で構築される個別データベースの高度化や統合化は、本プログラムの対象ではありません。また、データベースに入れるべきデータの産生を目的とした活動は、本プログラムの対象ではありません。
研究総括
高木 利久
バイオサイエンスデータベースセンター
副センター長(当時)
研究アドバイザー
漆原 秀子 |
筑波大学 生命環境系 教授 |
金岡 昌治 |
株式会社住化分析センター 代表取締役社長 |
黒田 真也 |
東京大学 大学院理学系研究科 教授(2011年1月-2012年3月) |
戸田 達史 |
神戸大学 大学院医学研究科 教授 |
長村 吉晃 |
農業生物資源研究所 基盤研究領域 ゲノムリソースセンター センター長 |
松田 秀雄 |
大阪大学 大学院情報科学研究科 教授 |
光山 統泰 |
独立行政法人産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター 研究チーム長 |
若槻 壮市 |
高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 構造生物学研究センター長 |
(平成25年10月1日現在;五十音順に掲載)
このプログラムの採択課題
2012年度採択
2011年度採択