化合物と個体をつなぐ毒性病理画像データベースCuraToxii の開発

カテゴリ

  • 進行中
  • 統合化推進プログラム (DICP)
  • 2025年度採択(育成型)

研究代表者氏名・所属

水野 忠快

東京大学 大学院薬学系研究科 助教

研究開発の概要

毒性病理の専門家の連携に基づいて収集・体系化した毒性病理画像データベース「CuraToxii」を構築する。毒性病理画像およびメタ情報の提供の他、深層学習モデルの開発や毒性評価への応用を支援するためのベンチマークデータセットの構築、リーダーボード機能、動的データ取得機能等を装し、利便性を高める。本データベースによって毒性病理画像のファイル容量に起因する操作性の低さやデータ入手性といった既存の課題を解決し、化合物が個体に与える影響の理解に重要な情報を提供する。医薬品安全性評価の効率化・高度化とともに、化合物-個体の関係性理解深化に基づく創薬研究の加速化等への貢献を目指す。

主な研究開発対象データベース

CuraToxii(仮称)

(開発中)

研究開発期間

2025年4月~2028年3月

グラント番号

JPMJND2503

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