4Dゲノム状態の理解と可視化を支援するデータベースの構築

カテゴリ

  • 進行中
  • 統合化推進プログラム (DICP)
  • 2025年度採択(育成型)

研究代表者氏名・所属

新海 創也

理化学研究所 生命機能科学研究センター 上級研究員

研究開発の概要

独自に開発した解析手法(PHi-C)を用いて、公共の3次元ゲノム構造データ(Hi-Cデータ)に対し、動的な3次元ゲノム構造(4Dゲノム状態)を網羅的に解析・可視化する「PHi-C database」を構築する。GPUサーバーを用いてPHi-C計算の高速化と大規模化を進め、複数のHi-Cデータを直感的に比較・理解できる4Dゲノム情報の統合的可視化基盤を実現する。本データベースを通じて、真核生物における生命現象の解明に不可欠な細胞核内におけるゲノムDNAの動的な高次構造情報を提供し、シミュレーションや理論解析、ゲノム統合解析を通じた新たな仮説の創出や知識発見への貢献を目指す。

主な研究開発対象データベース

PHi-C database

(開発中)

研究開発期間

2025年4月~2028年3月

グラント番号

JPMJND2502

NBDCメルマガ

「NBDCメルマガ」NBDCの講習会・研究費公募・成果情報などを月1回お届けします。