国立研究開発法人 科学技術振興機構

あなたをデータ解析の"入り口"へと誘うAJACS ~現地開催とオンライン開催とのアンケート結果を添えて~

2021年4月21日
岡本 幸子(NBDC)

こんにちは。NBDC広報担当の岡本です。

NBDCでは、生命科学系のデータベース/ツールの使い方や、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会「統合データベース講習会:AJACS(アジャックス)」を開催しています。10年以上前から全国各地の大学や研究所、企業等にてハンズオン形式で開催しており、

  • 帯広ではこのような情報を直接得る機会がなく、よい機会となりました。(AJACS十勝2)
  • 実際に手を動かし実習した部分はわかりやすかった。(AJACS宮崎2)
  • 今後の研究でいかしたいと思うものがたくさんあり、勉強になりました。(AJACS筑波4)

-アンケートより抜粋(原文まま)

といった感想をいただいております。

しかし、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、2020年度はオンラインでの開催を余儀なくされました。
このブログでは、オンライン開催と現地開催とでAJACSに生じた違いを参加者のアンケート結果も交えつつ紹介したいと思います。

ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材を育てるために始まった

ところで、「統合データベース講習会:AJACS」のAJACSにはどの様な意味があるのでしょう?

AJACSはAll Japan Annotator/Curator/System DB administratorの略称です。もう少し詳しく説明すると、ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材であるアノテーター(Annotator)・キュレーター(Curator)と、システムデータベース管理者(System DB administrator)を包括した言葉です。

第1回となる「統合データベース講習会」は、2007年10月19日に日本大学にて、大学の講義の一環として開催されました。
AJACSと銘打って開催したのは、第3回となるAJACS東京(2008年3月5日開催)からです。文部科学省統合データベースプロジェクト(註1)とライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)が主催となり、科学技術振興機構(JST)東京本部にて開催されました。

AJACS東京の受講対象は、"学部3年生や修士1年生、博士後期課程2年生を始めとした統合データベースセンターへの就職に興味のある方や、統合データベースが実際にどのように作成、維持管理されているかに興味のある方"であったため、学生の受講者を優先していたようです。

当初は大学での開催、もしくは大学の講義の一環として開催していましたが、2013年からは研究機関でも開催するようになり、近年では企業や学会等にも間口を広げています。

2020年度よりオンライン開催が始まる

余儀なくされたオンライン開催

AJACSの開催準備は前年度の1月頃より始まります。2月頃にAJACSの開催地となる機関(以下、受入れ機関)の募集を開始し、3月頃に受入れ機関を選定するのが毎年の流れです。
2020年度も同様に準備を進め、2月の上旬に受入れ機関の募集を開始しました。

2020年度のAJACSの準備を始めた時期は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生が日本国内でも報告され、徐々に感染者数が増え始めた時期と重なります。受入れ機関の募集開始と共に応募は順調に集まるも、例年通りに開催しても良いものか判断が難しい状況になりつつありました。

せっかくご応募いただいた機関のためにも現地で開催したいという思いは強くあったものの、慎重に議論を重ね、2020年度はオンラインで開催することにいたしました。

オンラインでも変わらず有意義な講習会とするために

2019年度までのAJACSには、

  • 生命科学系のデータベースやツールの使い方を学べる
  • 参加費が無料
  • 受入れ機関による現地開催
  • 受入れ機関の希望に沿ったプログラム構成
  • ハンズオン形式(註2
  • リアルタイムで講師に直接質問できる

といった特徴がありました。

現地開催であれオンラインであれ、「生命科学系のデータベースやツールの使い方を学べる」ことと「参加費が無料」であることは変わりません。

現地開催の場合、受入れ機関の関係者(大学であれば学生や教員、研究所であれば研究員)の参加が多くなります。そのため、受入れ機関の希望を取り入れたプログラムを選定してきました。
また、参加者の募集は受入れ機関にも主体的に行ってもらっていました(註3)。

2020年度はオンラインとなったため「受入れ機関」はありません。ただ、いくつかの機関に受入れ機関としてご応募いただいていたので、それらの機関の希望をできるだけ取り入れたプログラムとすることにしました。オンラインであれば日本全国、もしかすると海外からの参加も見込めるかもしれません。参加するかどうかの判断がしやすいよう、2020年度のAJACSでは回ごとにテーマを設定することにしました。
また、開催日を固定した方が覚えてもらいやすいと考え、「第2水曜日はAJACSの日」をキャッチコピーに9月から1月までの計5回、開催しました(註4)。

オンラインだと、参加者のパソコン操作の状況を察することは困難です。ネットワークのトラブルなどでハンズオンが中断してしまっても、こちらとしてはどうすることもできません。そこで、実際に手を動かしてもらう時間は極力減らした講義形式とすることにしました。
ただ、少しでも臨場感を出したいという思いがあったため、講師は1ヶ所に集まり、リアルタイムで配信することにしました(註5)。

現地開催であれオンラインであれ、疑問を持った時点で直ぐに質問できることは重要です。しかし、「講師の言葉を遮ってしまうのは...」「こんな簡単なことを聞いたら恥ずかしいかも...」と質問を躊躇してしまう参加者もいます。その様な方も気軽に質問できるよう、匿名で書き込みができるSlido(スライド)というサービスを2019年度より利用しています。
オンライン配信にはZoom(ズーム)もしくはYouTube(ユーチューブ)を利用したのですが、チャットなどの質問機能はオフにし、当日の質疑応答は全てSlidoで行いました。質問を1ヶ所に集中できたことはもちろん、DBCLSの研究者の方が質問をチェックしてくれたこともあり、取りこぼさずに質問に答えることができました。

アンケート結果の比較方法

ここで、現地開催とオンライン開催とではアンケート結果に何か違いがあるのか、少し見てみましょう。

オンライン開催の場合、場所や時間の制約が少ないこともあり、学生や教員、公的機関や民間企業の研究員等、様々な機関・立場の参加者が集まります。対して現地開催ですと、受入れ機関の関係者(大学であれば学生や教員、研究所であれば研究員)の参加者が多くなり、回ごとに参加者の所属機関や立場に大きな偏りが出てしまいます。
そこで今回は、直近5年以内に開催した回の内、参加者の属性の偏りが少ない科学技術振興機構(JST)で開催したハンズオン形式のAJACSと比較したいと思います。

※記事内のアンケート結果は小数点以下を四捨五入しています。数字を合計しても必ずしも100とはなりません。

比較するアンケート結果

現地開催

  • AJACS番町1(開催日:2018年8月29日、会場:JST東京本部)
  • AJACS番町3(開催日:2019年8月7日、会場:JST東京本部 別館)

オンライン開催

  • AJACSオンライン1(開催日:2020年9月16日、内容:情報の在処を調べて利用する)
  • AJACSオンライン2(開催日:2020年10月14日、内容:必要な配列情報を入手する)
  • AJACSオンライン3(開催日:2020年11月11日、内容:実験の結果を解析する)
  • AJACSオンライン4(開催日:2020年12月9日、内容:配列以外の分子情報を検索する)
  • AJACSオンライン5(開催日:2021年1月13日、内容:ヒトに関するデータを調べて利用する)

参加者の属性を表したグラフ

参加者のニーズに合わせる-事前アンケート

アンケート期 間:開催約1ヶ月前から数日前まで
アンケートの目的:NBDCの認知度の確認、参加者のレベルやニーズを把握するため

参加した講習会の内容が想定したレベルとかけ離れていたら、ちょっともやっとした気持ちになりますよね。実は、講師側も同じ気持ちなんです。

AJACSは初心者向けと掲げてはいますが、参加される皆さんの知識(レベル)は回によって異なります。参加者の専門性によって、知りたい内容(ニーズ)も異なるでしょう。そのため、例えば、NBDCが提供するサービスやPubMed(パブメド)等の文献検索ツールを紹介したAJACSオンライン1では、

NBDCが提供するサービスについて

  • NBDCが提供するサービスを利用したことがありますか。
  • 「利用している/利用したことがある/知っている/聞いたことがある」と答えた方は、サービス名を教えてください。

PubMed等の文献検索ツールについて

  • PubMedの利用頻度を教えてください。

といった設問を設け、参加者の知識や紹介するツールの利用頻度等を事前に確認しました。

これらの設問は実際に講習会を担当する講師が考え、開催前に各講師にフィードバックしています。それにより、講習会の内容をより参加者のレベルやニーズに合ったものへとアレンジしているのです。

アンケート結果

回答者数 実施方法
現地開催 174名
  • AJACS番町1:93名
  • AJACS番町3:81名
申込時にオンラインにて実施
オンライン 872名
  • AJACSオンライン1:246名
  • AJACSオンライン2:158名
  • AJACSオンライン3:211名
  • AJACSオンライン4:109名
  • AJACSオンライン5:148名
申込時にオンラインにて実施

【設問】本講習会をどちらで知りましたか。(複数回答可)

現地開催に比べ、オンラインでは「NBDCメールマガジン」で知った割合が6%増加しています。肌感覚としても、2020年度はメールマガジンでの案内後に一気に申し込みが増えるのを感じました。

反対に、「ポスター」で知った人は6%減少しています。2020年度はリモート化が進み、ポスターを掲示しても見る人が少なかったのでは、と推測されます。「チラシ」も3%減っていますが、こちらもリモート化により職場や大学等には行かない人が多く、受け取り側がチラシを見ていないのでは、と考えられます。

【設問】本講習会をどちらで知りましたか。(複数回答可)の回答を示したグラフ

【設問】バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)の名前をご存知ですか。

AJACSオンライン1だけなのですが、NBDCを知っているかどうかを聞いてみました。

【設問】バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)の名前をご存知ですか。の回答を示したグラフ

「今回始めって知った」44%の回答者に対し、何で知ったのかを調べたところ「先生・上司・知人(等)に進められて」が4割以上と、圧倒的に多いことが分かりました。

NBDCを知らない層にNBDCが開発・開発支援するデータベースについて知ったもらうためには、口コミの影響が大きいようです。
また、「ポスター」7%、「チラシ」8%と、NBDCを知らない層には紙媒体も有効なことが分かりました。

「今回初めて知った」人が何で知ったかを示したグラフ

参加者の満足度を測り、今後の講習会に活かす-事後アンケート

アンケート期 間:講習会終了後すぐ、2週間程度
アンケートの目的:参加者の満足度の確認、より良い講習会とするため

講師やスタッフにとって、今回の講習会が参加者の皆さんにとってためになったのかどうかは一番の関心事です。ためになったのであれば素直に嬉しく、ダメな部分があったのであれば改善して更にためになる講習会にしたいと考えています。
それを判断するには、実際に参加された皆さんの意見を聞くのが一番です。

事後アンケートでは、講習会全体はもちろん、講師ごとにも細かく設問を設け、いただいたご意見は講師にフィードバックしています。良い意見・悪い意見含め、データベース開発のヒントになるようなご意見をいただけることもある、貴重なアンケートです。

アンケート結果

回答者数 実施方法
現地開催 132名
  • AJACS番町1:71名
  • AJACS番町3:61名
参加者に用紙及びオンラインにて実施
オンライン 186名
  • AJACSオンライン1:62名
  • AJACSオンライン2:44名
  • AJACSオンライン3:42名
  • AJACSオンライン4:16名
  • AJACSオンライン5:22名
申込者にオンラインにて実施

【設問】総合的に評価して、講習会に満足しましたか。

講習会の満足度は、「そう思う」「ややそう思う」が現地開催で82%、オンラインで91%となっており、おおむね満足いただけていることが分かりました。オンラインでは「そう思う」だけで62%と、現地開催よりも満足度の質が高いことが分かりました。

【設問】総合的に評価して、講習会に満足しましたか。の回答を示したグラフ

【設問】その理由を教えてください。※設問文を一部変更

現地開催の満足理由としては、やはり「ハンズオン」による分かりやすさを挙げる回答者が多く見られました。

【現地開催】「そう思う」「ややそう思う」と答えた回答者のコメント

  • それぞれのDBについて、実際に手を動かしつつだったため自分の研究している対象のデータを入れるなどして、これまで見ていなかった領域の特徴を見ることができた。
  • ハンズオンで作業しながら説明を受けられたのでわかりやすかった
  • 導入としては非常に適切でした。
  • 今回のような内容のまとまった講習会を受けたことがなかった。
  • 生物データベースの最新の知見、情報の全体がよくわかった。
  • 今後の研究に活かせる部分があったため、その点はよかった。

-アンケートより抜粋(原文まま)

オンラインでは、受講の手軽さや資料に対する評価が高いように感じました。
また、会場の様子を見ながら話すペースを調整できない点、配信方法によっては画質が粗くなる点等、オンラインだからこその問題を知ることができました。

【オンライン】「そう思う」と答えた回答者のコメント

  • 普段このような内容を題材とした講習を受ける機会が少なく、良い学習の機会となったため。
  • 質の高い講義をオンラインで手軽に聴講できたので。
  • やはり人の言葉、とくにライブというのが面白く感じます。その人らしさが伝わりやすいので血が通う感じがあります。
  • それぞれの資料がきちんと準備されており、今後参照できるのがありがたい。
  • 配布資料が丁寧でその流れに従って丁寧な説明があったので理解しやすくてよかった。

-アンケートより抜粋(原文まま)

【オンライン】「どちらとも言えない」「あまりそう思わない」と答えた回答者のコメント

  • オンライン講習で、演習がなく一方向の講義であり、後日自分で確認しなければならないことが多そうです。
  • 新しい知識が得られたのは良かったが、すこし難しかったから。
  • 画像が悪い。
  • 途中でアクセスできなくなったので次回はアーカイブ聴講でもいいかと思った。

-アンケートより抜粋(原文まま)

【設問】オンラインによる講習会は受講しやすかったですか。

オンライン開催のアンケートには、「オンラインによる講習会は受講しやすかったですか。」という設問を設けました。「そう思う」「ややそう思う」が95%と、オンラインによる参加のしやすさを感じている回答者が多かったことが分かりました。

【設問】オンラインによる講習会は受講しやすかったですか。の回答を示したグラフ

「そう思う」「ややそう思う」と答えた回答者のコメント

  • zoomに使い慣れていたので、当日あたふたすることがなかった。また、カメラもミュートもオフにしてくださっていてそれ以上の操作ができないようになっていたのでとても安心した。
  • 業務の合間に自分のPCから受講できたから。
  • 出張せずに参加できるので費用が発生せず、会社の参加許可が得やすい。
  • 出張が難しい状況なので、今回のようなオンライン参加だと、物理的、時間的制約が少なく参加しやすかった
  • 興味はあったが、今まで遠方だと参加しにくかったため、オンラインだと気軽に受講できた
  • オンラインなので計画が立てやすく、途中休憩もあり1時間ごとという設定が集中しやすかった。
  • 自分にとって都合の良い場所や状態でリラックスして受講できたことで集中しやすかったです。
  • オンラインなので、スライドも見やすかった。時々、小さな字であった為に、手元の資料のほうで確認する必要があったが。

-アンケートより抜粋(原文まま)

使われるデータベースとするために-追跡アンケート

アンケート期 間:講習会終了の約1ヶ月後、2週間程度
アンケートの目的:紹介したデータベースの浸透度を測るため

データベースは多くの人に知ってもらい、継続的に使ってもらうことが大切です。その指標となるアンケートとして、追跡アンケートを行っています。
追跡アンケートでは講習会を受講したり、実際にデータベースを利用したりして気づいたことや、データベースに追加して欲しい機能等も質問しています。実際に継続して使っている回答者の意見も聞ける、重要なアンケートです。

アンケート結果

回答者数 実施方法
現地開催 40名
  • AJACS番町1:23名
  • AJACS番町3:17名
参加者にオンラインにて実施
オンライン 58名
  • AJACSオンライン1:12名
  • AJACSオンライン2:16名
  • AJACSオンライン3:18名
  • AJACSオンライン4:8名
  • AJACSオンライン5:4名
申込者にオンラインにて実施

【設問】講習会の情報について誰かと情報を共有しましたか。(複数回答可)

現地開催の場合、83%の回答者が何かしらの情報共有をしていることが分かりました。対してオンラインでは48%と、半数に届いていません。

設問】講習会の情報について誰かと情報を共有しましたか。の回答を示したグラフ

【設問】情報共有した方は、その時の状況について、具体的にどのように情報共有したか、情報共有の手段(SNS、ブログ、掲示板等)等を教えて下さい。

具体的な共有方法を見ると、現地開催、オンライン共に定例のミーティングや雑談の際に情報共有をする回答者が多く見られました。リモート化が進んだことでミーティングや雑談等が減ったことが、情報共有が減った原因と推測できます。
また、オンラインでは、少数ですがSNS(Twitter)や個別のメールなど、ネットワークを活用した共有方法も見られました。

【現地開催】

  • 職場の定例ミーティングで講習会参加報告をした
  • 報告書として共有
  • 職場の同僚に口頭で講習会の情報を話した。
  • 雑談の一環で
  • 実験相談等の話の中で話した

-アンケートより抜粋(原文まま)

【オンライン】

  • 同僚と立ち話で内容を共有し、後日統合TVにアップされることを伝えた
  • 友人と研究方法について雑談している際に情報を伝えた。
  • 研究室での報告会にて話した.
  • 職場の定例ミーティングで講習会参加報告をした
  • 講習会情報および資料について、興味のありそうな職員にメールにて情報を知らせた。

-アンケートより抜粋(原文まま)

【設問】講習会で紹介したNBDCのサービスを講習会終了後に利用しましたか。

現地開催、テレワーク共に「利用した。今後も利用したい」「利用していないが、今後は利用したい」が60~80%程度と低くはないと感じます。ただ、オンラインでは「利用した。今後の利用予定はない。」「利用していない。今後も利用予定はない。」と答えた回答者の割合が現地開催より多いことが気になります。

【設問】講習会で紹介したNBDCのサービスを講習会終了後に利用しましたか。の回答を示したグラフ

【設問】「利用した。今後の利用予定はない」「利用していない。今後も利用予定はない」を選択した方は、理由があれば教えてください。 ※設問文を一部変更

アンケートの結果を見る限り、オンラインであることが理由というよりは、アンケート回答時点では業務に関係がなかったり、多忙で時間が取れなかったりといった理由がほとんどでした。

【現地開催】

  • 使い方が悪いのかデータが少ないのか、思った結果が得られなかったサービスがある

-アンケートより抜粋(原文まま)

【オンライン】

  • 可能性が出てくれば利用したいという気持ちがあるが、今は特にその必要性がなく、利用がない。
  • 使用したい気持ちはあり。ただし急に別件で多忙になったためその時間が取れない
  • 現時点の業務ではそのような対象がない。今後の状況によって、このようなDBがあるということは知っておくのは、いざというときに役立つと考えています。

-アンケートより抜粋(原文まま)

オンライン開催の回答率が低い、低すぎる...!

表 アンケート回答率

事前アンケート 事後アンケート 追跡アンケート
現地開催 100%(※1) 89% 27%
オンライン開催 100%(※1) 31%(※2) 10%(※2)

※1 当日参加、申し込み締め切り後の参加を受け入れた回もあるため、実際には事前アンケートに回答せずに参加した参加者もいる。
※2 登録者全員にアンケートを案内しているが、数値を出す際の母数は参加者の数とした。

アンケート結果を見てみると、事前、事後、追跡...と、順調に(?)回答率が下がっています。オンライン開催では、講習後すぐに行う事後アンケートの回答率が5割を大きく下回っており、追跡アンケートに至っては1割です。

実際に会場に来て、目を合わせて話を聞くのに比べ、「アンケートに答えたい、答えなければ」という気持ちはちょっと薄れてしまうのかもしれません。

ただ、2020年度は継続して受講された方も多く、何度も同じ様なアンケートの回答を求められ、回答に困ってしまったという方もいらしたことでしょう。興味のある講義をピックアップして受講し、全講義終了後のアンケート案内までは聞いていないという方も少なくなかったのかもしれません。

今後のオンライン開催では、アンケートの実施方法や案内方法も検討する予定ですので、参加された際にはアンケートのご回答、どうぞよろしくお願いいたします!

2021年度もオンラインでAJACS!

2021年度も、2020年度同様にオンラインにて開催いたします。
2020年度と同じテーマの講義もありますが、講師を変えること等で新たな側面から解説してもらうことを考えています。回によっては、少し専門的な講義もあるかもしれません。詳細は決まり次第NBDCポータルサイトNBDCメルマガTwitter等でご案内いたします。

2021年度も、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

2021年度 AJACS開催スケージュール

2021年度AJACSの開催日程はこちらをご覧ください。

    AJACSオンライン6

    AJACSオンライン6「情報の在処を調べて利用する」は6月17日(木)に開催いたします。
    現在、参加者募集中!

    註1 統合データベースプロジェクト:ライフサイエンス研究を支える基盤である「生命情報の統合化データベース」の整備を進めるために必要な戦略の検討と技術開発を行うため、平成18年度(2006年度)から22年度(2010年度)にかけて文部科学省が推進したプロジェクト。NBDCではこのプロジェクトの成果を継承し、事業を推進している。

    註2 パソコンを触りながらのハンズオン形式が基本だが、受入れ機関の希望があれば座学のみの講義形式も選択できる。

    註3 参加者募集用のポスター/チラシの作成やDMの発送、イベントサイトや参加申込フォームの作成等はNBDCが行う。

    註4 講師の都合がつかず、9月は第3水曜日に開催した。

    註5 遠方であるなどの理由で集まることが難しい講師には事前に講義の録画を依頼し、当日は録画した映像を配信した。

    著者紹介

    岡本 幸子(おかもと ゆきこ)

    研究機関の広報等を経て、現在はNBDCにて広報を担当。

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    ©2021 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター

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