受入れ機関募集に関するFAQ
講習会について
- 講習会の形式について教えてください。
- 1回の講習会の長さはどれぐらいですか?
- どのような内容の講習会ですか?
- 講習会プログラムはどのようにして決めますか?
- 参加者は何名程度集める必要がありますか?
- 講習会を開催するまでの流れを教えてください。
- 講習会の講師の旅費や謝礼など、講習会の開催に必要な費用は受入れ機関が負担するのですか?
- 受入れ機関になった場合、どのようなことをしなければいけませんか?
- 講習会の開催にあたって、「統合データベース講習会」事務局は何をしてくれますか?
- 講習会の内容は公開されますか。
- 過去の実績を教えてください。
- その他、講習会の開催にあたり留意すべき点はありますか?
会場やPCについて
応募について
- 受入れ機関として応募するための条件はありますか?
- どのような基準に基づいて受入れ機関を決定していますか?
- 講習会の開催は平日に限られますか?
- 講習会の開催時期に制限はありますか?
- 受入れ機関として応募するためにはどうすればいいですか?
- 応募の結果はいつ分かりますか?
- 同じ機関もしくは近隣の機関から2件以上の申込みがあった場合にはどのように扱われますか?
その他
講習会について
1.講習会の形式について教えてください。
以下2つのパターンから選択いただけます。
- ハンズオン形式(参加者がそれぞれPCを触りながらの受講)
- 座学のみの講演形式(参加者のPC操作はありません)
2.1回の講習会の長さはどれぐらいですか?
プログラムの内容にもよりますが、基本的には、
半日(13:00-17:00)、終日(10:00-17:00)、2日から選択していただきます。
その他、講演形式の時間をもう少し短くしたい、授業の一環として実施したい等の希望がある場合には、ご相談ください。
3.どのような内容の講習会ですか?
講習会の内容は、ウェブブラウザでできる生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介するものです。
具体的には、以下の項目があります。各項目の所要時間は、ハンズオン形式は約1.5時間、座学のみの講演形式は約1時間です。
<データベースの使い方>
- ゲノムデータベース
(DDBJ:DNA Data Bank of Japan、PGDBj:Plant Genome DataBase Japan、MicrobeDB、HGVD:Human Genome Variation Databaseなど) - 遺伝子発現データベース
(GEO:Gene Expression Omnibus、RefEx:Reference Expression dataset、ChIP-Atlas、
AOE:All Of gene Expression、DBKERO:Kashiwa Encyclopedia of Regulatory Omicsなど) - 次世代シーケンスデータベース
(DRA:DDBJ Sequence Read Archive、DBCLS SRA:DBCLS Survey of Read Archivesなど) - タンパク質立体構造データベース
(PDBj:Protein Data Bank Japan、BMRB:Biological Magnetic Resonance Data Bankなど) - プロテオーム関連データベース
(jPOST:Japan Proteome Standard Repository/Databaseなど) - 糖鎖関連データベース
(GlyTouCanなど) - 化合物データベース
(PubChem、KEGG MEDICUSなど) - パスウェイデータベース
(KEGG PATHWAYなど) - メタボローム関連データベース
(MassBank、KNApSAcK Familyなど) - 画像データベース
(SSBD:Systems Science of Biological Dynamicsなど) - 文献データベース
(PubMed、Allie、PubAnnotationなど)
<解析ツールの使い方>
ウェブブラウザでできるデータ解析の"入り口"について紹介します。
- 配列解析ツール
(Blast、ClustalW、統合遺伝子検索GGRNA、高速塩基配列検索GGGenome、CRISPRdirectなど) - ゲノムアノテーションツール
(MiGAP:Microbial Genome Annotation Pipelineなど) - 遺伝子発現解析ツール
(DAVID:Database for Annotation, Visualization and Integrated Discovery、KaPPA-Viewなど) - メタボローム解析ツール
(PowerGetなど) - データの可視化ツール
(Cytoscapeなど)
<その他>
- ライフサイエンスデータベース統合推進事業の活動紹介と利用可能なサービス [必須]
(生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブ、NBDCヒトデータベース、TogoVar、RDFポータル等について)
これらの項目を複数組み合わせて、講習会のプログラムを決定します。
4.講習会のプログラムはどのようにして決めますか?
応募時に、希望の長さ(1日あるいは2日など)と項目(上記参照)、具体的な講習内容の希望(講習を想定されているデータベースやツール等)、想定される受講者等をおうかがいします。
受入れ機関決定後、これを参考に、事務局と相談してプログラムを組み立てます。
5.参加者は何名程度集める必要がありますか?
40名程度の規模を想定しています。最大で100名まで対応できます。
参加者を30名以上独自に集めてください。一定の人数が集まらない場合には、講習会の開催を中止する場合があります。
※ポスター印刷やNBDC広報ツールでの案内等、事務局でも集客のご協力をいたします。
6.講習会を開催するまでの流れを教えてください。
講習会開催までの大まかな流れは以下の通りです。
- 受入れ機関と講習会事務局との間で、講習会の日時やプログラムを決定します。講習内容の決定ができる方と直接やり取りできるよう手配をお願いします。
この際、講習内容の打ち合わせと会場の下見のために講習会事務局が事前に訪問する場合がございます。 - 受入れ機関において、講習会開催用の会場を予約・手配します。
- (~講習会実施1.5ヶ月前)
受入れ機関と講習会事務局とでそれぞれ講習会を告知します。 - 講習会の実施
NBDCより派遣された講師が受入れ機関で講習を行います。講習会の最初に受入れ機関の方からのご挨拶を予定しています。
また、司会は受入れ機関の方にお願いしています。
7.講習会の講師の旅費や謝礼など、講習会の開催に必要な費用は受入れ機関が負担するのですか?
いいえ。講師派遣にかかる費用はNBDCで負担いたします。
8.受入れ機関になった場合、どのようなことをしなければいけませんか?
講習会の開催にあたり、受入れ機関には以下の点についてご協力いただきます。
- 講習会開催会場の手配および無償提供
- 講習会開催時の会場事前準備(ネットワーク接続、電源配線等)
- 講習会参加者の募集(受入れ機関内でのポスターの掲示、受入れ機関内の授業やML、サイトでの告知など)
- 受入れ機関外からの希望者にも講習会への参加を許可すること、または、受入れ機関に所属する参加者を30名以上独自に集めること
- 講習会終了後に開催機関としてのアンケートにご記入いただくこと
- 参加者から参加費を取らない、また有料サービスや商品の宣伝とリンク等させないこと
9.講習会の開催にあたって、「統合データベース講習会」事務局は何をしてくれますか?
「統合データベース講習会」事務局では、以下を行います。
- 受入れ機関と相談のうえ、講習会の日時やプログラムを決定
- 講習会用のページ(参加登録フォームを含む)およびポスター(受入れ機関配布用)の作成
- 講習会参加登録の受付
- 講師の派遣
- 講師の旅費や謝礼等の負担
- NBDCや科学技術振興機構のサイト等から講習会開催のお知らせを配信
10.講習会の内容は公開されますか。
原則として講習会の内容は録画し、質疑応答等は削除する等個人情報に配慮した形で、統合TVより公開します。
また、会場によっては、講習内容のインターネットライブ配信を行うことがあります。
11.過去の実績を教えてください。
「統合データベース講習会:AJACS」は、2007年度から全国各地の大学や研究機関などで開催されています。
詳細はこちらをご覧ください。
12.その他、講習会の開催にあたり留意すべき点はありますか?
一定の人数が集まらない場合には、講習会の開催を中止する場合があります。
会場やPCについて
13.どのような会場を用意すればいいですか?
座学のみの講演形式の場合は、通常の講義室で結構です。ハンズオン形式の場合は、参加者がPCでインターネットにアクセス可能、かつPCを充電できる電源設備のある会場をご用意ください。例えば、パソコン実習室など。
なお、参加者がPCを持ち込むスタイルでも可能ですが、事務局ではPCの貸し出しはいたしません。
14.PCはどんなPCでも構いませんか?(ハンズオン形式の場合)
PCのOS(WINDOWS、MAC)は問いません。
ただし、Firefox、Chromeなどのウェブブラウザを使用できることが必要です。
また、講習内容によっては事前にインストールが必要となるソフトウェアを使用する場合もございます。
(例:Integrative Genomics Viewer(IGV)など)
会場備え付けのPCを利用される場合には、事前インストール作業をお願いしますので、
PC管理者にソフトウェアのインストールが可能かどうかご確認をお願いいたします。
持ち込みPCの場合には、講習会事務局から受講者に対して事前にインストールをお願いするメールを送信します。
15.必要なネットワーク環境を教えてください。(ハンズオン形式の場合)
講習にはインターネット接続が必須ですが、多くの大学・企業では内部からのインターネット接続にアクセス制限をかけています。
したがって、内部ネットワークからのアクセス権限のない受講者が参加する場合に、以下の事項をネットワーク管理者にご確認をお願いいたします。
- 備え付けPCを使用する場合
PCログイン・インターネット接続に必要なゲストIDが発行できること。 - 持ち込みPCを使用する場合
ゲスト用ネットワークの準備。
応募について
16.受入れ機関として応募するための条件はありますか?
講習会の会場提供、講習会参加者募集の広報活動が必須条件となります。
大学、研究機関、民間企業の研究所、または学協会のような組織横断的団体の別は問いません。
なお、受講者には、講習会直後と講習会約2ヶ月後に実施する追跡アンケートへの回答を必須とさせていただきますので予めご了承願います。
17.どのような基準に基づいて受入れ機関を決定していますか?
応募時に記載いただく応募動機の内容、開催日程、参加予定人数、NBDC事業への関心度等を考慮して受入れ機関を決定しています。
18.講習会の開催は平日に限られますか?
はい、原則として平日に開催することを想定しています。
19.講習会の開催時期に制限はありますか?
はい、あります。8~10月及び2~3月の間は基本的に講習会を開催しません。
その他、NBDCが関係する行事などの関係で開催できない期日があるため、開催希望時期はなるべく幅を持たせてご指定ください。
20.受入れ機関として応募するためにはどうすればいいですか?
締切【3月8日(日)】までに募集要項にある応募フォームに必要事項を記入の上、ご応募ください。
応募用紙をダウンロードし、メールにてご応募いただいても結構です。
21.応募の結果はいつ分かりますか?
結果は、4月の上旬にメールでお知らせする予定です。
22.同じ機関もしくは近隣の機関から2件以上の申込みがあった場合にはどのように扱われますか?
同じ機関もしくは近隣の機関から2件以上の申し込みをいただいた場合、合同開催とさせていただくことがあります。
その場合の日程や会場の調整は応募者間でお願いいたします。
このような場合、応募情報を一方の応募者に開示する場合があります。
その他
23.その他、今回の募集について質問がある場合はどうすればよいですか?
「統合データベース講習会」事務局までメールにてお問い合わせください。