AJACS「日本人ゲノムバリアント解析ツールを知って・学んで・使う」
- 参加受付中

「データ解析講習会:AJACS(あじゃっくす)」は、生命科学におけるデータ解析の入り口を提供します。
ヒトを対象としたゲノム解析結果は国内外の研究プロジェクトによって多数取得され、研究利用のために公開されています。近年ではそうしたデータを利用することで高精度な遺伝型インピュテーション解析 (アレイ解析データから全ゲノム配列を推定する手法)が可能になってきました。本講習会では、遺伝型インピュテーション解析の基礎と日本人データを活用した遺伝型インピュテーション解析サーバーTogoImputationの利用方法を紹介します。また、国内外のバリアント関連データの特徴やそれらを一元的に集約したデータベースの利用方法を紹介します。
遺伝型インピュテーション解析に取り組みたいがどうやって始めたらいいか知りたい、国内外のバリアント情報データの所在や特徴、データ解釈上の注意点を学びたいといった方を対象とします。
お知らせ
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2025年11月27日プログラム詳細を公開し、受講登録の受付を開始しました。
プログラム
| 13:30~13:40 | NBDCの紹介 |
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13:40~14:40 |
インピュテーション解析 八谷 剛史氏 ((株)ゲノムアナリティクスジャパン) ヒトを対象としたゲノム解析結果は国内外の研究プロジェクトによって多数取得され、研究利用のために公開されています。近年ではそうしたデータを利用することで高精度な遺伝型インピュテーション解析 (アレイ解析データから全ゲノム配列を推定する手法)が可能になってきました。本講習会では、遺伝型インピュテーション解析の基礎と日本人データを活用した遺伝型インピュテーション解析サーバーTogoImputation の利用方法を紹介します。 |
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14:50~15:50 |
TogoVar の活用事例で学ぶバリアント 三橋 信孝氏 (DBCLS) TogoVar に収載された日本人集団のアレル頻度データが研究論文でどのように活用されているかを例に取りながら、TogoVar の基本的な使い方を解説します。あわせて、バリアント解釈に役立つ ClinVar の臨床的意義、AlphaMissense による有害性予測、GWAS Catalog の関連解析結果の調べ方も紹介します。さらに、MGeND(臨床的意義)、JoGo(ハプロタイプ)、MoG+ (マ ウスバリアント)など 、TogoVar と連携して利用できる国内データベースについても概説します。 |
講義動画は後日公開予定です。
開催概要
| 日時 | 2026年1月22日 (木) 13:30-15:50 |
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| 開催方法 |
Zoomウェビナーによるライブ配信 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) |
| 共催 | 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS) |
| 問合せ先 |
AJACS[AT]biosciencedbc.jp |