統合データベース講習会:AJACS阿波
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、主要なDBの使い方、遺伝子発現DB・解析ツールの紹介、KEGG PATHWAYを中心とした遺伝子発現やアノテーション情報の可視化やパスウェイとしての理解方法などをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2014年8月20日(水) 9:10~17:45
- 会場: 徳島大学医学部基礎第一講義室
- 定員: 約30名
- 費用: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
※当会場でLANを初めて使用される方は早めにおいでください。
8時30分から入室可能です。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:10~11:10 「蛋白質立体構造データの使い方」
/金城 玲(大阪大学蛋白質研究所)
11:10~11:20 休憩
11:20~12:40 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
/櫛田 達矢(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
12:40~14:00 昼食
14:00~15:30 「KEGG PATHWAYを中心としたKEGG、GenomeNetの使い方、およびメタボローム関連データベースの紹介」
/時松 敏明(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:30~15:45 休憩
15:45~17:45 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」
/小野 浩雅(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部総合研究支援センター
徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部医学研究者養成コース
徳島大学概算事業「ライフ・イノベーションを推進できる医療人育成のための新たな基礎医学実習の構築」
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。