統合データベース講習会:AJACS出島
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、ゲノムや次世代シーケンサデータのデータベースの紹介、化合物やパスウェイのデータベースの紹介を行い、最後に次世代シーケンスデータの実際の解析例について紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2014年7月3日(木) 9:20~17:45
- 会場: 長崎大学 ポンペ会館1階
- 定員: 約30名
- 費用: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:20~10:50 「ゲノムデータベース、次世代シーケンスデータベースの使い方」
/河野 信(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター/科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
10:50~11:00 休憩
11:00~12:30 「NBDCとNBDCが提供するサービス 」
/箕輪 真理(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター
/科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター )
12:30~13:30 昼食
13:30~15:30 「化合物データベース・パスウェイデータベースの紹介 」
/時松 敏明(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:30~15:45 休憩
15:45~17:45 「次世代シーケンスデータの視覚化」
/佐藤 哲也(九州大学 生体防御医学研究所附属生体多階層システム研究センター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。