国立研究開発法人 科学技術振興機構

AJACS「MAG (Metagenome-Assembled Genome) を知って・学んで・使う」

「データ解析講習会:AJACS(あじゃっくす)」は、生命科学におけるデータ解析の入り口を提供します。

メタゲノム解析においては、メタゲノム配列から個々の細菌のゲノム配列を再構築する、MAG (Metagenome Assembled Genome) 技術が注目を集めています。AJACS「MAGを知って・学んで・使う」では、現状のMAG解析技術の利点と問題点、公共データの目的に応じた再利用方法を、国立遺伝学研究所 森 宙史氏にご紹介いただきます。

お知らせ

  • 2024年11月11日
    講義動画のリンクを掲載しました。
  • 2024年8月9日
    講義資料とQ&Aを掲載しました。
  • 2024年7月19日
    講義資料のリンクを掲載しました。
  • 2024年6月5日
    プログラム詳細を公開し、受講登録の受付を開始しました。

受講登録

締切:2024年7月18日 (木) 深夜24時

登録の受付は終了しました。

プログラム

13:30~13:40 NBDCの紹介

13:40~14:40

メタゲノムとMAG解析について

森 宙史氏 (国立遺伝学研究所)

微生物群集の系統組成や遺伝子機能組成を解析する手法としてメタゲノム解析は広く用いられている。本講義ではメタゲノム解析の概要と最近の解析のトレンドである、メタゲノム配列から個々の細菌のゲノム配列(Metagenome Assembled Genome:MAG)を再構築するMAG解析技術について解説する。現状のMAG解析技術の利点と問題点を知ることでメタゲノムデータや論文を適切に解釈できるようになる。

14:50~15:50

メタゲノム・MAGデータを検索する

森 宙史氏 (国立遺伝学研究所)

メタゲノム配列データおよびMAG配列データは公共の塩基配列レポジトリおよび様々なデータベース中に存在し自由に利用することが可能である。本講義ではINSDCのデータベースやMGnify、Microbiome Datahubなど、代表的なメタゲノムおよびMAGのデータベースにおけるデータの検索や利用方法について解説する。本講義を受けることで目的に応じて既存のメタゲノムデータやMAGデータを探索し再利用することが可能になる。

講習資料は以下のページからでも閲覧いただけます。

講義動画は後日公開予定です。

開催概要

日時 2024年7月25日 (木) 13:30-15:50
開催方法

YouTube Live によるライブ配信 (予定)
※ 詳細は、ご登録いただいたメールアドレスへ開催日の数日前までにご連絡いたします。
※ 受講に必要な端末・回線等はご自身でご準備ください。
※ 受講者の環境・設定等によって受講できない場合の対応はいたしかねます。

参加費 無料
主催 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
共催 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
問合せ先

AJACS[AT]biosciencedbc.jp
([AT]を @ にかえてください)

AJACS(あじゃっくす)とは

ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成・維持・管理にかかわる新たな職種です。

NBDCメルマガ

「NBDCメルマガ」NBDCの講習会・研究費公募・成果情報などを月1回お届けします。