「トーゴーの日シンポジウム2023」参加登録開始 ～ 生命科学研究が変わりゆくなかでのデータベースの役割を議論～

JST NBDC事業推進部では、AI関連技術によって生命科学研究が変わりゆくなかで、研究の基盤となる公共データベースが果たす役割を議論する場として、2023年10月5日14時から「トーゴーの日シンポジウム2023」を日本科学未来館にて開催します。
2023年9月1日、本シンポジウムの特設サイトを公開し、参加登録の受付を開始しました。

最近、AI (人工知能) 関連技術の急速な発展が大きく話題となっており、生命科学研究のあり方にも大きな影響を与えつつあります。AI関連技術の開発には、多くの場合、公共データベースの収録データが用いられています。長年、様々な研究コミュニティが、分野ごとに研究データを整理・管理し、誰もが信頼して利用できるように公共データベースを通じて提供してきたことが、AI関連技術の発展の一翼を支えています。

本シンポジウムでは、オープンサイエンスの推進にかかる国内外の最新の政策動向を内閣府の赤池 伸一氏に、データ駆動型科学が拓く新たな生命科学研究を大阪大学の岡田 眞里子氏、名古屋大学の山西 芳裕氏にご講演いただきます。また、NBDCの事業に関わる6名に登壇いただき、研究データの整備・利用を巡る現状と今後の展望をそれぞれご講演いただきます。
本シンポジウムを通じ、変りつつある生命科学研究における基盤として、公共データベースがどのような役割を果たせるのかについての議論を深めていくことを期待しています。

トーゴーの日シンポジウムは毎年10月5日に開催してきました。2020年から2022年にかけては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点からオンラインでの開催としたことから、オンサイトでの開催は4年ぶりとなります。
現地にて、皆様がたにお目にかかれることを楽しみにしています。

詳細・参加申し込み方法は、以下の特設サイトをご覧ください。

• 「トーゴーの日シンポジウム2023」特設サイト