国立研究開発法人 科学技術振興機構

【ヒトDB】SHIROKANEが機関外サーバとして運用開始

  • 更新情報
  • ヒトDB
2024年1月12日

NBDCヒトデータベースに提供されたデータを利用可能な「機関外サーバ」につき、2024年1月9日、 東京大学 医科学研究所の「SHIROKANE」が運用を開始しました。セキュリティ管理状況や利用規程をデータ利用者自身で事前に確認のうえ、NBDCヒトデータベースへデータ利用申請をおこなってください。

ヒト試料由来データや臨床情報等の機微な個人情報の研究利用においては、各種法令に則り、試料・データを提供した方の権利を適切に保護することがデータを利用する研究者に求められています。
NBDCヒトデータベースでは、原則、所属機関が管理するサーバーでのみ、データの利用を可能としつつ、研究者の負担を減らし、適切なデータ利活用を促進するための取り組みのひとつとして、異なる組織が運用する「機関外サーバ」での提供データの保管・解析も可能にしています。

「機関外サーバ」の運用については、2018年に運用を開始して以降、SHIROKANEは4件目になりますが、研究者の選択肢拡大と負担軽減につながり、適切なデータ利活用を拡大させ、疾患や創薬などの研究を前進させうるものと期待しています。NBDCでは、適切なデータ共有に向けた取り組みを推進してまいります。

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