DBCLSのウェブサービス「Allie」「inMeXes」に関する成果論文が公開されました
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2022年6月13日
NBDCの共同研究先であるライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)の山本 泰智 特任准教授、藤原 豊史 特任助教は、DBCLSが提供するウェブサービス「Allie」、「inMeXes」に関する論文を、2022年6月6日付けでHuman Genome Variation誌に掲載しました。
AllieとinMeXesは、DBCLSが提供する文献テキストマイニング関連のウェブサービスのひとつです。
Allieでは、研究論文のタイトル・要旨に含まれる略語とその正式名称の組を調べることができます。
略語は日々新たに生み出されており、自分の専門分野においてすら、すべての略語を覚えておくことは容易ではありません。ましてや他分野の動向を調査しようとすると、略語の存在が理解の妨げになりかねません。Allieは、研究者による論文読解をサポートします。
inMeXesでは、英語表現を検索することができます。
英語を母国語としない研究者が、論文で使用されるフレーズを学んだり、論文を書く際に文脈上適切な表現を選んだりすることをサポートします。
Allie、inMeXesのどちらもPubMedの収録論文をもとにデータを自動作成しており、前者は毎月、後者は毎年更新しています。
今回の論文では、両サービスの特徴とともに、収録データの作成手順やこれまでの利用状況などを述べています。
詳細は、原著論文をご参照ください。