【横断検索】9件のデータベースが検索できるようになりました。
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- 横断検索
2017年7月13日
「生命科学データベース横断検索」から9件のDBが追加で検索できるようになりました。
- 「水産食品の寄生虫検索データベース (D-PAF)」:魚介類に寄生する寄生虫や異物、およびそれに関連する水産食品の異常について、蓄積された最新データを公開し、一般消費者から水産研究者までが利用可能な正確な専門的知識を提供するデータベースです。 水生生物名、症状、寄生虫の種類から検索を行い、結果は写真とともに詳細情報が表示されます。
- 「Allie 」:文献中に多く出現する略語は多義語であることが多く、特に専門外の読者には理解するのに困難を伴うことがあります。Allieはこの問題に対する一つの解となるよう開発されており、米国国立保健図書館(National Library of Medicine, NLM)の生物医学分野における書誌情報データベースであるMEDLINERに含まれる全ての題目と要旨を対象として、略語とその展開形を検索します。 MEDLINEは2千万件を超す書誌情報を収めており、実際の文献中に出現する領域固有の略語とその展開形を抽出するのに相応しいものとなっています。またAllie Portal (http://data.allie.dbcls.jp/) からSPARQLエンドポイント及びRDFデータのダウンロードサイトへのリンクもご利用いただけます。
- 「抗体医薬品データベース[アーカイブデータ] 」:バイオ医薬品として知られる抗体医薬品に着眼し、承認薬や臨床試験における第I相試験(フェーズ I)から第III相試験(フェーズ III)の3段階の治験段階の情報を表示し、データベースとしてまとめた。現在開発中の抗体医薬品を含め、主な適応疾患ターゲットタンパク質や適応疾患と関連するパスウェイ情報をまとめている。また抗体医薬品とDrugBankやPDBデータとのID連携を可能としている。
- 「Togo picture gallery[アーカイブデータ] 」:生命科学分野のイラストをだれでも自由に閲覧・利用できるように無料で公開しています。 研究発表のスライド作成や資料作成等にお使いください。カテゴリーとして、モデル生物、実験器具、実験装置、模式図、次世代シーケンサー、細胞、顕微鏡があり、幅広い資料にお使いいただけます。Creative Commons 表示 4.0 国際 (CC BY 4.0) の下でライセンスされていますので、クレジットを記載していただければ、どのように利用していただいても構いません。
- 「PGDBj - オルソログデータベース[アーカイブデータ] 」:「オルソログ」とは、共通の祖先遺伝子から種分岐に伴って派生した遺伝子間の対応関係、もしくは、そのような対応関係にある遺伝子群を指し、生物種間のシンテニーに基づいたゲノム進化や遺伝子機能を推定する上で重要な手掛かりとなります。PGDBjオルソログDBは、異なる生物種間におけるアミノ酸配列の類似性に基づいた遺伝子のオルソログ情報を蓄積したデータベースです。現在、緑色植物20種とラン藻111種のオルソログ情報が含まれています。PGDBjオルソログDBは、生物種間の進化系統を反映させた階層的なデータベースであり、生物種間の「ハブ」として国内外の様々な植物ゲノムデータベースが連結されています。これにより、利用者が本DBに対して入力したキーワードやアミノ酸配列に基づいて、生物種や系統群を超えたデータの検索が可能であり、モデル植物から作物を含む多様な生物種における遺伝子の機能や特性に関する情報を一度に取得することができます。
- 「Flybrain NDB」:ショウジョウバエの脳について、文献に発表されたすべての神経細胞に関する情報を統一したフォーマットで提供するデータベースです。既知神経の情報を各神経や経路の名称から検索・閲覧できる「ニューロンデータベース」、さまざまな抗体や発現誘導系の発現パターンを提供する「系統/抗体データベース」、脳の神経網システムを体系的に表示する「脳領域データ」、このデータベースに保存されたデータをウエブ上で自由に動かしながら見ることができる「ブレインエクスプローラー」で構成されています。
- 「東シナ海・黄海のさかな」:西海区水産研究所で1986年に発行した図鑑「東シナ海・黄海のさかな」に掲載された330種のうち、代表的な72種を抜粋して、HP上で図鑑の記述(特徴、分布、成長、生殖、漁獲、利用、地方名など)、ならびに標本写真を閲覧できるようにしています。
- 「ED-Genes 」:内分泌かく乱物質が女性生殖器系に及ぼす影響を遺伝子発現の変化としてとらえ、解析したデータベースです。ラットとヒトの生殖器細胞株について、ダイオキシン (TCDD) およびジエチルスティルベステロール(DES)により影響を受けた遺伝子をrepresentational difference analysis (RDA) 法とDNAマイクロアレイを用いた網羅的解析により同定しています。各組織における内分泌かく乱物質による遺伝子発現がコントロールとの比較により示されています。完全長cDNA クローンのAccession No.やUniGene IDなどの情報を合わせて掲載しています。
- 「MiFuP 」:MiFuPはゲノム配列情報から微生物の機能を推定するデータベースです。ゲノム配列が読まれている微生物について、その推定機能を収録しており、キーワード検索により、目的の機能を持つと推定される微生物を手軽に検索できます。 機能検索では、微生物のゲノム配列、若しくはCDS配列を入力すると、その機能を推定できます。 搭載しているMiFuP wikiでは、微生物が発揮する機能情報について、文献等から得られる情報(機能を発揮するメカニズム、実用化例等)を日本語でまとめ、記事ページを作成しています。