統合化推進プログラム 2014年度採択分 事後評価
1.事後評価の目的と基準
ライフサイエンスデータベース統合推進事業「統合化推進プログラム」における研究開発課題の事後評価を、機構の定めに基づき実施した。
(1) 評価の目的
研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。
(2) 評価項目及び基準
1)実施計画の達成度
2)生命科学研究への波及効果
3)研究開発課題の運営
4)その他・特記事項(キャリアパス支援、研究コミュニティとの連携、利活用促進に向けた周知など)
2.評価対象となった研究開発課題
(1) 研究開発課題合計: 9件
研究開発実施期間:平成26年4月1日から平成29年3月31日まで(3年間)
(2)研究開発課題、個別事後評価結果
【統合化推進プログラム】
研究代表者 | 所属 | 役職 | 個別事後評価結果 |
---|---|---|---|
有田 正規 | 理化学研究所 環境資源科学研究センター | チームリーダー | 生物種メタボロームモデル・データベースの構築(PDF:0.3MB) |
金久 實 | 京都大学 化学研究所 | 特任教授 | ゲノムとフェノタイプ・疾患・医薬品の統合データベース(PDF:0.3MB) |
黒川 顕 | 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 | 教授 | ゲノム・メタゲノム情報統合による微生物DBの超高度化推進(PDF:0.3MB) |
菅野 純夫 | 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 | 教授 | 疾患ヒトゲノム変異の生物学的機能注釈を目指した多階層オミクスデータの統合(PDF:0.4MB) |
田畑 哲之 | かずさDNA研究所 | 所長 | 植物ゲノム情報活用のための統合研究基盤の構築(PDF:0.2MB) |
徳永 勝士 | 東京大学 大学院医学系研究科 | 教授 | 個別化医療に向けたヒトゲノムバリエーションデータベース(PDF:0.2MB) |
中村 春木 | 大阪大学 蛋白質研究所 | 所長/教授 | 蛋白質構造データバンクの高度化と統合的運用(PDF:0.3MB) |
成松 久 | 産業技術総合研究所 生命工学領域 | 総括研究主幹 | 糖鎖統合データベースおよび国際糖鎖構造リポジトリの開発(PDF:0.4MB) |
桝屋 啓志 | 理化学研究所 バイオリソースセンター | ユニットリーダー | 生命と環境のフェノーム統合データベース(PDF:0.4MB) |
(3) スケジュール
平成29年1月 | 研究代表者(被評価者)による研究開発終了報告書の提出 |
平成29年3月 | 事後評価会開催 ①被評価者からの報告、評価者・被評価者の意見交換 ②研究アドバイザーに評価に対する意見を聴取 |
平成29年4月~12月 | 研究総括による評価 ①研究アドバイザーの意見をもとに事後評価結果(案)の作成 ②事後評価結果(案)を被評価者に提示し、意見交換 ③事後評価結果の確定 |
平成30年1月 | JST Webサイトでの公表 |
3.評価委員
研究総括
長洲 毅志 | 元エーザイ株式会社 プロダクトクリエーション本部 ポートフォリオ戦略推進部 顧問 |
研究アドバイザー
伊藤 隆司 | 九州大学 大学院医学研究院 医化学分野 教授 |
漆原 秀子 | 筑波大学 名誉教授 |
金岡 昌治 | 株式会社住化分析センター 代表取締役社長 |
狩野 光伸 | 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授 |
佐々木 卓冶 | 東京農業大学 総合研究所 教授 |
藤 博幸 | 関西学院大学 理工学部生命医化学科 教授 |
深海 薫 | 理化学研究所 バイオリソースセンター 情報解析技術室 室長 |
*五十音順。所属情報は平成29年3月時点