国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【53】jPOSTリポジトリの機能強化

発表者

◯渡辺由(新潟大)、奥田修二郎(新潟大)、守屋勇樹(DBCLS)、河野信(DBCLS、富山国際大)、松本雅記(新潟大)、高見知代(新潟大)、小林大樹(新潟大)、幡野敦(新潟大)、山ノ内祥訓(熊本大)、荒木令江(熊本大)、吉沢明康(京都大)、田畑剛(京都大)、岩崎未央(京都大)、杉山直幸(京都大)、田中聡(Trans-IT)、石濱泰(京都大)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2020.p053

概要

jPOSTではプロテオームの質量分析データを登録するためのリポジトリ(https://repository.jpostdb.org/)を2016年より運用している。既に716プロジェクトが登録されており、これらの利用を促進し高度化する機能を追加した。

  • (1) HUPO-PSIが提唱するデータ横断検索仕様PROXIに準拠したAPIの開発とリポジトリに登録済みデータのUSI (Universal Spectrum Identifier) 化。
  • (2) 新しい質量分析のソフトウェアやフォーマットで出力されたファイルに対応。受け入れ可能なデータを広げた結果、クロスリンキング質量分析や再解析後のデータの検証・受入れが可能となった。
  • (3) JPDMで必要なメタデータ情報を自動作成する機能。JPDM (Journal of Proteome Data and Medhots) は2019年に創刊されたプロテオームのデータジャーナルであり、JPDMへの論文投稿とメタデータの質向上に貢献する。
  • (4) 公開済みデータをNBDCアーカイブに自動で移動する仕組み。これによりデータアクセスの利便性もより向上している。

発表資料

注意事項

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