国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【51】バイオDX産学共創拠点におけるデータベース基盤技術開発

発表者

奥原啓輔(広島大、プラチナバイオ)、横井 翔(農研機構)、中村保一(遺伝研)、○坊農秀雅(広島大)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2021.p051

概要

SDGsの達成に貢献するイノベーション・エコシステムの構築には、生物機能を最大限引き出す「Bio×Digital Transformation(バイオDX)」の強力な推進が不可欠である。広島大学では、JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)において、「バイオDX産学共創拠点」を構築し、広島から世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目指している。
バイオ×デジタルの融合による新たな経済社会の到来を見据え、産業的に有用な植物や昆虫から有用物質生産を効率的に行うため、公共データベースから必要なデータセットを収集し、ゲノムやトランスクリプトーム配列解読などにより得られたデータをもとにデータ解析を行う基盤技術を開発する。それによりデータ駆動型ゲノム育種(デジタル育種)に必要な有用物質生産パスウェイを明らかにし、ゲノム編集のターゲットを選定するためのデータベースを整備する。 最初のターゲットとして、植物では「赤シソ統合データベース」、昆虫では「ハチ目比較ゲノムデータベース」に取り組んでいる現状を報告する。

発表資料

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