国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【54】GlyCosmos Portal: 糖鎖科学のためのウェブリソース

発表者

○山田一作(野口研)、塩田正明(創価大)、新町大輔(創価大)、小野多美子(創価大)、土屋伸一郎(野口研)、松原正陽(野口研)、細田正恵(創価大)、藤田晶大(創価大)、青木ポール信行(創価大)、渡辺由(新潟大)、藤田典昭(産総研)、安形清彦(産総研)、梶裕之(産総研)、成松久(産総研)、奥田修二郎(新潟大)、木下聖子(創価大)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2020.p054

概要

糖鎖を中心に、糖鎖関連遺伝子、糖タンパク質、これらに関連する疾患や病原体の情報など、あらゆる情報が一つのポータルから検索や閲覧できるようにしたGlyCosmosは、ウェブから無償で利用できます。糖鎖構造を登録してアクセッション番号を割り当てる国際糖鎖構造リポジトリGlyTouCanや糖鎖関連の質量分析実験により得られた生データを登録できるGlycoPOSTへのアクセスも可能です。また、これまで開発されてきたJCGGDB、ACGG-DBやGlycoNAVIに加え、国内外のデータベースに保存されているデータをセマンティックウェブ技術により統合しました。これにより、GlyCosmosは糖鎖関連データを一元的に閲覧できるようになり、より多様な情報が容易に見つけられるようになっています。また、米国GlyGen、欧州Glycomics@ExPASyとともに糖鎖科学データベースの国際的な枠組み「GlySpace Alliance」を構成するなど、海外の同様なプロジェクトと連携し、国際的なデータの交流・共有を行っています。

発表資料

注意事項

ポスターや発表スライド等の著作権は、別途記載がない限り発表者・発表者の所属機関に帰属します。
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