【43】生物間相互作用の解明に向けた植物・微生物統合データベース間の連携
発表者
○平川英樹(かずさ研)、藤澤貴智(遺伝研)、森宙史(遺伝研)、ゲルフィアンドレア(かずさ研)、市原寿子(かずさ研)、中村保一(遺伝研)、磯部祥子(かずさ研)、田畑哲之(かずさ研)、黒川顕(遺伝研)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
統合化推進プログラムにおいて、植物ではPlant GARDEN(https://plantgarden.jp)、微生物ではMicrobeDB.jp(https://microbedb.jp)がそれぞれ構築されている。植物・微生物間相互作用にはマメ科植物と根粒菌との共生といった植物にとって有益なものがある。一方、細菌や菌類、ウイルスに感染することで様々な病害を受けるといった問題も生じる。植物・微生物間相互作用を明らかにするため、統合データベース間での連携として、これまでにゲノムおよびメタゲノム情報を軸に統合化を進めてきた。互いのデータを有効に活用し、植物と微生物の全体像を解明するホロゲノム研究の情報基盤を構築することを目的として、Plant GARDENにおける植物ゲノム情報、DNAマーカー、QTL情報のRDF化を実施した。MicrobeDB.jpにおいては、植物ホストを中心にメタゲノムサンプルおよび解析データを更新しRDFを拡充させた。本発表では、植物・微生物間の相互作用に関する情報のRDF化により植物と微生物統合データベース間の更なる統合化の試みについて述べる。
発表資料
- 生物間相互作用の解明に向けた植物・微生物統合データベース間の連携(PDF:1.20MB)
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