【41】微生物有害情報データベース Microbial Risk Information Database : M-RINDA のアップデート
発表者
○藤田真澄(NBRC)、黄地祥子(NBRC)、山本美佳(NBRC)、宮澤せいは(NBRC)、魚原文(NBRC)、木村明音(NBRC)、牧山(片野)葉子(NBRC)、北橋優子(NBRC)、市川夏子(NBRC)、川﨑浩子(NBRC)、藤田信之(東京農業大)、加藤愼一郎(NBRC)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
NITEバイオテクノロジーセンター(NBRC)では、微生物の安全かつ適切な利用を支援するために、細菌及び真菌に関する有害情報の総合サイト「M-RINDA」を公開している。当サイトは以下の2つのデータベースで構成されている。
1. 微生物有害情報リスト:細菌及び真菌の危険度分類や法規制の適用の有無を学名から検索
2. MiFuP Safety:細菌のゲノム配列から有害性機能に関わる遺伝子を検出し、有害性機能の有無を推定
このたび、M-RINDAに2つのデータベース間の相互参照機能を追加し、これによりMiFuP Safetyで有害性機能が推定された細菌のバイオセーフティーレベル(BSL)や法規制などの情報が効率的に参照可能になる(近日公開予定)。
また、これまで微生物有害情報リストにおいて、有害な真菌の情報はダウンロード版(Excel形式)でのみ提供してきたが、Web上で表示可能な真菌リストを現在構築中である(令和3年3月公開予定)。これにより、関連情報へのリンクや法令名や学名での検索が可能になるなど、利便性が向上する。
ポスターではこれらの新規機能について紹介する。
発表資料
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