国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【35】DBRP:国内の生物資源情報を一元的に活用するためのデータプラットフォーム

発表者

○林岳夫(NBRC)、北橋優子(NBRC)、牧山(片野)葉子(NBRC)、木村明音(NBRC)、久保寛之(NBRC)、市川夏子(NBRC)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2020.p035

概要

製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター(NBRC)は、生物資源データプラットフォームDBRP(https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/)を昨年から公開している。
DBRPは、NBRCをはじめとして国内の多様な生物資源の情報を一元的に公開し、産官学で共に活用するためのデータプラットフォームである。企業・大学等の機関が保有する生物資源の情報を登録することができ、今年6月から新たに、静岡県と和歌山県が保有する微生物とその関連情報を収録し公開している。DBRPには、各機関が生物資源を提供・分譲する際の条件を記載しているページもあり、それに承諾することで、資源利用の申し込みができる。
また、今年4月には、NBDC RDF Portalの登録データを活用し、NBRC株と理化学研究所JCM株の微生物情報を統合的に検索できるアプリケーションDBRP StanzaをDBRPのサブシステムとして構築し公開した。
DBRPでは、今後も国内の企業、大学、公設試験研究所が保有する生物資源情報の収録・公開を行い、生物資源に関する情報の集約を進めていく予定である。国内で保有されている生物資源情報の活用を促進することで、ビジネスマッチングや日本発のイノベーションの創出に貢献することを目指している。

発表資料

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