国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【20】医薬品文書の利活用に向けたインタビューフォーム構造化の検討

発表者

○長尾知生子(大阪大、NIBIOHN)、安倍理加(理研)、深川明子(NIBIOHN)、中津井雅彦(京都大)、鎌田真由美(京都大)、川島秀一(DBCLS)、片山俊明(DBCLS)、水口賢司 (大阪大、NIBIOHN)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2020.p020

概要

医薬品申請資料や添付文書、インタビューフォームには、医薬品の有効成分や薬効薬理、非臨、臨床試験情報、安全性などの情報が含まれ、医療関係者のみならず、創薬研究においても重要な情報源である。これらの情報は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)のウェブページより、個々の医薬品ごとにダウンロードすることにより入手することができるが、機械可読性に欠けるため、十分に活用されているとは言えない。
産学共同で製薬・化学・食品・医療・ヘルスケア関連のライフサイエンス分野のためのAIならびにビッグデータ技術を開発しているコンソーシアム、ライフ インテリジェンス コンソーシアム(LINC)では、これらの文書のAIでの利用に向けて、相互運用性を高めるような適切な構造化について検討を行っている。また、医薬基盤・健康・栄養研究所は、PMDAと交渉して、これらの文書をまとめて入手し、LINCに提供した。本発表では、インタビューフォームのRDF化について紹介し、今後の医薬品関連文書の構造化について議論したい。

発表資料

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