国立研究開発法人 科学技術振興機構

統合化推進プログラム 2017年度採択分 事後評価

1.事後評価の目的と基準

ライフサイエンスデータベース統合推進事業「統合化推進プログラム」における研究開発課題の事後評価を機構の定めに基づき実施した。

(1) 評価の目的

研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果の展開及び事業運営の改善に資することを目的とする。

(2) 評価項目及び基準

  1. 研究開発課題の運営
  2. 研究コミュニティを含むデータ提供者やデータベース利用者との連携・協業
  3. 利用者にとって有用なデータ基盤の構築、および持続的なデータベース運用体制の構築に向けた取り組み
  4. 生命科学研究やイノベーションへの波及効果(データベースを利用して得られた研究成果)
  5. その他(キャリアパス支援、国際連携・国際貢献など)

2.評価対象となった研究開発課題

(1) 研究開発課題合計: 7件

研究開発実施期間:2017年4月1日から2022年3月31日まで(5年間)

(2)研究開発課題、個別事後評価結果

【統合化推進プログラム】

研究代表者 所属 役職 個別事後評価結果
沖 真弥 京都大学 大学院医学研究科 特定准教授 エピゲノミクス統合データベースの開発と機能拡充(PDF:0.5MB
金久 實 京都大学 化学研究所 特任教授 ゲノム・疾患・医薬品のネットワークデータベース(PDF:0.7MB
木下 聖子 創価大学 糖鎖生命システム融合研究所 副所長・教授 糖鎖科学ポータルの構築(PDF:0.7MB
栗栖 源嗣 大阪大学 蛋白質研究所 教授 蛋白質構造データバンクのデータ検証高度化と統合化(PDF:0.8MB
黒川 顕 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 生命情報研究センター 教授 データサイエンスを加速させる微生物統合データベースの高度実用化開発(PDF:0.8MB
菅野 純夫 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 非常勤講師 疾患ヒトゲノム変異の生物学的機能注釈を目指した多階層オーミクスデータの統合(PDF:0.8MB
田畑 哲之 かずさDNA研究所 所長 個体ゲノム時代に向けた植物ゲノム情報解析基盤の構築(PDF:0.8MB

(3) スケジュール

2021年9月 研究代表者(被評価者)による研究開発終了報告書の提出
2021年11月 事後評価会開催
  • ①被評価者からの報告、評価者・被評価者の意見交換
  • ②研究アドバイザーに評価に対する意見を聴取
~2022年3月 研究総括による評価
  • ①研究アドバイザーの意見をもとに事後評価結果(案)の作成
  • ②事後評価結果(案)を被評価者に提示し、意見交換
  • ③事後評価結果の確定

3.評価委員

研究総括

伊藤 隆司 九州大学 大学院医学研究院 教授

研究アドバイザー

岩崎 渉 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
鎌田 真由美 京都大学 大学院医学研究科 准教授
清水 佳奈 早稲田大学 理工学術院 教授
白水 美香子 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー
瀬々 潤 (株)ヒューマノーム研究所 代表取締役社長
馬場 健史 九州大学 生体防御医学研究所 教授
山本 一夫 東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授
吉田 哲郎 ナノキャリア(株) 研究部 主任研究員

外部有識者

坂井 寛章 農業・食品産業技術総合研究機構 高度分析研究センター ユニット長

*五十音順。所属情報は2022年3月時点

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