国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【44】DBRP(生物資源データプラットフォーム)のアップデート

発表者

○木村明音(NITE)、北橋優子(NITE)、牧山(片野)葉子(NITE)、大塚梨沙(NITE)、林 岳夫(NITE)、稲井田和夫(NITE)、佐藤 元(NITE)、市川夏子 (NITE)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2021.p044

概要

NITEバイオテクノロジーセンター(NBRC)は、生物資源データのプラットフォームとして「DBRP」(https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/)を公開している。
DBRPにはNBRC、企業、地方公共団体保有の微生物に関連したデータを掲載しており、昨年から今年にかけて、味の素株式会社のバイオセルロース生産酢酸菌のライブラリ、静岡県の乳酸菌・酵母、和歌山県の酵母のデータを追加公開した。さらに国家プロジェクトで得られたデータの集約も行っており、今年6月には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発」(スマートセルプロジェクト)で得られた生物資源関連データを公開した。
また新たなサービスとして、今年4月からDBRPのサブシステム「DBRP Stanza」において、「MicrobeDB.jp」と連携しメタゲノム解析結果から特定の環境中に多く検出される微生物のランキングの表示とその微生物に同属のNBRC株を表示する機能を公開している。
DBRPは国内の生物資源の関連データを集約し利活用を促進することで、産業界におけるイノベーションの創出やソリューション提供につなげることを目指している。

発表資料

ライトニングトーク

注意事項

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