【32】糖鎖関連データベース連携の構築(ACGG-DB)
発表者
○新町大輔(産総研)、藤田典昭(産総研)、富岡あづさ(産総研)、永井美杉(産総研)、荒川康一(創価大)、曽我部 勇(創価大)、岡谷千晶(産総研)、久野 敦(産総研)、安形清彦(産総研)、成松 久(産総研)、木下聖子(創価大)、梶 裕之(産総研)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
我々のグループでは、これまで、糖鎖関連遺伝子(GGDB)、レクチン(LfDB)糖タンパク質(GlycoProtDB)、糖鎖と感染症(PACDB)や糖鎖疾患遺伝子(GDGDB)といった糖鎖関連データベース(DB)の開発・公開(Asian Community of Glycoscience and Glycotechnology(ACGG)-DB)を行っている。これらのDBはセマンティックウェブ化と統合化を進めることで、糖鎖関連DB間の連携強化を進めてきた。
例えば、糖鎖関連遺伝子のリストから糖鎖疾患情報を関連付けすることができるようになった。また、糖鎖関連遺伝子やレクチンに関係のある糖鎖構造に対して、GlyCosmos Glycansで管理する糖鎖構造への対応付けを行い、糖鎖構造という共通のアイテムを介したDB間の相互連携を実施した。
また、レクチンマイクロアレイデータの可視化ツール(LM-GlycomeAtlas)を開発し、GlyCosmosにて公開している。このツールでは、組織ごとにデータが区別され、組織画像やアレイデータのダウンロードが利用できる。
発表資料
- 糖鎖関連データベース連携の構築(ACGG-DB)(PDF:1.09MB)
ライトニングトーク
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