ポスター発表
【18】KEGG NETWORKによる疾患関連遺伝子バリアント、ウイルス、環境因子の統合
発表者
〇田辺麻央(京都大)、金久 實(京都大)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
KEGG NETWORKデータベースは疾患に関連したネットワークバリアント、すなわちヒト遺伝子バリアント、ウイルスその他の病原体、環境因子、医薬品などによるシグナル伝達その他のネットワークのゆらぎを蓄積したデータベースである。とくにKEGGパスウェイマップに記載されたネットワークのレファレンスに対して、複数の関連したバリアントをアライメント表示したネットワークバリエーションマップを主要な表現法としてデータベース化を進めている。KEGGパスウェイマップの新しいビュアではこの関連が明確になるような階層化が行われている。これまでのがん、ウイルス感染症、内分泌代謝疾患に加えて、ここでは神経変性疾患と化学物質による発がんについてのネットワークバリエーションマップを紹介する。これにより遺伝子バリアント、ウイルス、環境因子をネットワークバリエーションマップで統合し、疾患ごとにそれぞれが与える揺らぎの共通性や多様性を比較解析することができるようになった。
発表資料
- KEGG NETWORKによる疾患関連遺伝子バリアント、ウイルス、環境因子の統合(PDF:560KB)
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