【33】バイオリソースの利活用向上を目指した理研BRCホームページのコンテンツ整備
発表者
○櫛田達矢(理研)、岩瀬秀(理研)、湯原直美(理研)、栗原恵子(理研)、並木由理(理研)、臼田大輝(理研)、高田豊行(理研)、田中信彦(理研)、鈴木健大(理研)、桝屋啓志(理研)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
理研バイオリソース研究センター(BRC)は、国際的な非営利の公的機関として、実験用マウス、実験用植物としてのシロイヌナズナ、ヒトや動物由来の細胞培養株、微生物、および関連する遺伝子材料の5種類のバイオリソースの収集・保存・提供を行なっている。2020年6月、バイオリソースの利活用の促進を目的として、理研BRCのホームページ(https://brc.riken.jp/)のリニューアルを行った。新ホームページでは、レイアウトの変更を行い、1) BRCが提供するバイオリソース情報へのアクセスを改善するとともに、実験研究者だけではなくデータサイエンティストに対してもその利便性の向上を図るために、情報の国際標準化やセマンティック技術を導入し、 2) バイオリソース横断検索システムの開発、3) バイオリソースの最新情報の配信、4) マウスゲノム多型データベース 「MoG+」及び、5) 日本マウスクリニックの表現型データベース「Pheno-pub」の公開、6) 国際コンソーシアムによるマウス表現型間の関係性解析データの提供、7) 大規模データ解析技術及びデータ可視化技術の開発などのコンテンツの整備を進めている。これらの取り組みはバイオリソースのレポジトリの整備と連動して進められ、ライフサイエンス研究におけるバイオリソースの新たな活用法の提案を可能にすることが期待される。
発表資料
- バイオリソースの利活用向上を目指した理研BRCホームページのコンテンツ整備(PDF:1.68MB)
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