統合データベース講習会:AJACS町田
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブ、ヒトデータに関するサービス・ツール等の紹介に加えて、文献データベース、化合物データベース、ゲノムデータベース、遺伝子発現データベースについてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
この講習会は協和発酵キリン株式会社の社内限定です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2018年12月14日(金)10:30-17:40
(開場および受付は、開始時間の30分前より)
- 会場: 協和発酵キリン株式会社 東京リサーチパーク 中会議室
(東京都町田市旭町3-6-6)
- 定員: 50名(協和発酵キリン株式会社所属の方限定)
- 参加費: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
※電源、ネットワーク(無線LAN)有。
- 申込: 社内にて告知されたURLよりお申し込みください。(申込締切:12月10日(月)12:00まで) ※定員超過の場合は抽選となります。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
12月14日(金)
10:30-10:35 受入れ機関挨拶
......浦川 到(協和発酵キリン株式会社 研究開発本部 創薬基盤研究所)
10:35-12:00 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
......三橋 信孝・豊岡 理人(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
12:00-13:30 昼食休憩
13:30-14:30 「文献データベース」
......櫛田 達矢(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
文献データを有効活用するツール、サービスを紹介します。
14:40-16:00 「化合物データベース」
......櫛田 達矢(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
PubChem、ChEMBLおよび、最近の化合物DBの統合の取組についてご紹介します。
16:10-17:40 「ChIP-Atlas: 既報のChIP-seqデータをフル活用できる」
......沖 真弥(九州大学大学院医学研究院)
ChIP-Atlasのハンズオン講習会をおこない、論文などで報告されたChIP-seqデータの閲覧や、データマイニングができるようになる。
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。