統合データベース講習会:AJACS京都2
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方、NBDCヒトデータベースの紹介に加えて、メタボローム解析、パスウェイデータベースの使い方について、2日目は、遺伝子発現データベース、次世代シーケンスデータベース、次世代シーケンス解析、データ可視化についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2016年9月1日(木)10:00-16:10
2016年9月2日(金)9:30-17:00
(開場および受付は、開始時間の30分前)
- 会場: 京都大学医学・生命科学総合研究棟2階セミナー室A
(京都府京都市左京区吉田近衛町/吉田キャンパス・医学部構内)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
※電源、ネットワーク(無線LAN)有。
なお、解析ソフトウェアを用いた講習を予定しております(受講確定後、インストールに関するe-mailをお送りします)。
PC端末の推奨スペック:64bit, メモリ 8GB以上, CPU 2コア以上, Core2 duo 以上, HDD 50GB以上。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9月1日(木)
10:00~10:05 受入れ機関挨拶
・・・・ 近藤 武史(京都大学大学院生命科学研究科)
10:05~11:35 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:35~13:00 昼食休憩
13:00~14:30 「メタボローム解析の紹介」
・・・・ 櫻井 望(かずさDNA研究所)
14:30~14:40 休憩
14:40~16:10 「パスウェイデータベース」
・・・・ 五斗 進(京都大学化学研究所)
9月2日(金)
9:30~11:00 「次世代シーケンスデータベースの使い方」
・・・・ 大田 達郎
(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:00~11:10 休憩
11:10~15:20 「NGSデータから新たな知識を導出するための高次解析」
・・・・ 尾崎 遼(理化学研究所情報基盤センター)
(12:20~13:30 昼食休憩予定)
15:20~15:30 休憩
15:30~17:00 「Cytoscapeを使ったデータの可視化」
・・・・ 櫛田 達矢(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
国立大学法人京都大学大学院生命科学研究科
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。