統合データベース講習会:AJACS津軽
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、蛋白質立体構造データベース、メタボローム解析、次世代シーケンサー解析の紹介、2日目は、遺伝子発現データベース・解析ツールの使い方についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2015年9月3日(木)9:30~16:40
9月4日(金)9:30~12:30
- 会場: 弘前大学総合情報処理センター(青森県弘前市文京町3)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: 会場備え付けのPC(Windows8)を使用します。
- 申込: 申し込み受付は終了しましたが、当日参加をご希望の方は、事務局までメールにてご連絡をお願いいたします。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9月3日(木)
9:30~ 9:35 開催機関挨拶
・・・・ 中井 雄治(弘前大学食料科学研究所)
9:35~10:50 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
10:50~11:00 休憩
11:00~12:30 「生体分子の立体構造データに触れてみる」
・・・・ 鈴木 博文(大阪大学蛋白質研究所)
12:30~13:30 昼食
13:30~15:00 「メタボローム解析の紹介」
・・・・ 櫻井 望(かずさDNA研究所)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 「次世代シーケンサーデータの取り扱いと疾患ゲノム解析の基礎」
・・・・ 清水 厚志(岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構)
9月4日(金)
9:30~11:00 「遺伝子発現データベースの使い方」
・・・・ 坊農 秀雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:00~12:30 「R/Bioconductorを使った遺伝子発現解析入門」
・・・・ 坊農 秀雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
国立大学法人弘前大学食料科学研究所
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。