統合データベース講習会:AJACS御茶ノ水
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、次世代シーケンサーのデータベース解析に必要なデータベース・ツールの紹介や、DDBJ Pipelineの使い方、2日目は、KEGG PATHWAYを例にパスウェイデータベースの使い方、遺伝子発現データベース・ウェブツールの使い方についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2015年5月20日(水)13:00~18:00
5月21日(木)13:00~18:00
- 会場: 東京医科歯科大学M&D タワー3F 図書館内情報検索室(東京都文京区湯島1-5-45)
- 定員: 約40名
- 費用: 無料
- PC: 会場備え付けのPC(Windows7)を使用します。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
5月20日(水)
13:00~14:30 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 「次世代シーケンサー(NGS)と関連するデータベース・ツール」
・・・・ 仲里 猛留(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
16:15~16:30 休憩
16:30~18:00 「DDBJ Pipelineを用いたDNA多型注釈解析の実習」
・・・・ 望月 孝子(情報・システム研究機構新領域融合研究センター(国立遺伝学研究所))
5月21日(木)
13:00~14:30 「遺伝子発現DB・ウェブツールの使い方 基礎編」
・・・・ 小野 浩雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 「遺伝子発現DB・ウェブツールの使い方 応用・実践編」
・・・・ 沖 嘉尚(日本大学生物資源学部)
16:15~16:30 休憩
16:30~18:00 「パスウェイデータベース KEGG/GenomeNetのWebサービスの紹介」
・・・・ 川島 秀一(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
東京医科歯科大学難治疾患研究所交流会
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。