統合データベース講習会:AJACS府中
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、新型シーケンサ解析パイプライン、データ解析プラットフォーム Galaxyの使い方、遺伝子発現DB・解析ツール、RおよびBioconductorを使ったバイオデータ解析方法などをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2015年3月5日(木) 9:00~17:00
- 会場: 東京農工大学 府中キャンパス2号館21教室
- 定員: 約50名
- 費用: 無料
- PC: 会場備え付けのPC(Windows)をご使用いただきます。
- 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:00~9:05 「ご挨拶」
/ 萩原 勲(東京農工大学)
9:05~10:20 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
/箕輪 真理(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター
/科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
10:20~10:30 休憩
10:30~12:00 「DDBJと新型シーケンサ解析パイプラインの使い方」
/中村保一(国立遺伝学研究所)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:00 「データ解析プラットフォーム Galaxyの使い方」
/大田達郎(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:00~14:15 休憩
14:15~15:15 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」
/小野浩雅(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:15~15:30 休憩
15:30~17:00 「RおよびBioconductorを使ったバイオデータ解析」
/坊農秀雅(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
東京農工大学
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。