統合データベース講習会:AJACS岐阜
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方、DDBJ(DNA Data Bank of Japan)やヒトバリエーションゲノムデータベースなどのゲノムデータベースの使い方、微生物のゲノム配列のアノテーションを効率よく実現するパイプラインMiGAP(Microbial Genome Annotation Pipeline)の使い方を中心にご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2013年7月12日(金) 10:40~17:50
- 会場: 岐阜大学 医学部同窓会記念会館2階講義室
- 定員: 30名
- 費用: 無料
- PC: ご自身でPCをご用意ください (無線LAN使用。無線LAN接続が可能なPCであること)。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
10:40~11:50 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」 /坂東明日佳(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
11:50~13:00 昼食
13:00~14:30 「DDBJを中心としたゲノムデータベースの紹介」/河野信(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:30~14:40 休憩
14:40~16:10 「微生物ゲノムアノテーションツールMiGAP」 /黒川顕(東京工業大学地球生命研究所)
16:10~16:20 休憩
16:20~17:50 「NBDCヒトデータ共有ガイドラインとヒトバリエーションデータベースの紹介」/川嶋実苗(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。