国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【52】バイオRDFのシステム連携とアクセス制御

発表者

○畠中秀樹(DBCLS)、斉藤恭一(日立製作所)、宗像善久(日立製作所)、菅野和弥(日立製作所)、栗原英輔(日立製作所)、大久保克彦(日立製作所)、五斗 進(DBCLS)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2021.p052

概要

我々は戦略的イノベーション創造プログラム「スマートバイオ産業・農業基盤技術」(SIPスマートバイオ)において、バイオRDF(Resource Description Framework)データの民間利用を促進するために様々な取り組みを進めてきた。
RDF利用システムのアクセス制御の検討はその一つで、民間データをオープンデータと柔軟に組み合わせて解析できるようにすることで、企業間データ連携を促進できる可能性がある。そこで、企業RDFデータを品種や系統などの単位で柔軟にアクセス制御できるように、グラフ単位の制御を導入したRDFストアとウェブツールの間で認証の連携を行えるようにした。これまで我々は物質生産や育種などの検討を支援する目的で酵素反応RDFを中心としたウェブツールを開発してきたが、これに上記のアクセス制御の仕組みを適用し、微生物データを例にユーザが閲覧権限を持つ情報がオープンな情報と併せて表示されるよう改変を進めている。
さらにはSIPスマートバイオからの各種データの受け取りとカタログ整備を進め、関連する様々なオープン&クローズドデータの間の密接な連携に貢献していきたいと考えている。

発表資料

注意事項

ポスターや発表スライド等の著作権は、別途記載がない限り発表者・発表者の所属機関に帰属します。
ポスター・スライド内の図や文言を転用する際には、著作者と話し合っていただくよう お願いいたします。

ページの上部に戻る

データ解析ウェビナー:AJACS

メタゲノム解析のトレンドと公共データの使いこなし方を解説!
データ解析講習会:AJACS「MAGを知って・学んで・使う」(2024年7月25日・オンライン) 受講登録を受付中