【46】微生物統合データベースMicrobeDB.jpと微生物群集解析
発表者
◯森 宙史(遺伝研)、藤澤貴智(遺伝研)、西出浩世(NIBB)、矢口貴志(千葉大)、高橋弘喜(千葉大)、中川善一(東京工業大)、山田拓司(東京工業大)、内山郁夫(NIBB)、中村保一(遺伝研)、黒川 顕(遺伝研)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
MicrobeDB.jpは、微生物特に細菌の各種オミックス情報を広く収集し、遺伝子、ゲノム、環境の3つの軸に沿って様々な知識を整理し、ゲノム情報を核としてセマンティックウェブ技術により統合した微生物の統合データベースである。特に、MicrobeDB.jpでは公共の塩基配列リポジトリで公開済みのマイクロバイオームデータを、独自の解析パイプライン(MeGAP)で再解析して群集の系統組成や遺伝子機能組成を推定すると共に、各サンプルに付随するメタデータを基に微生物の生息環境オントロジーMEO等を用いてサンプルの自動アノテーションを行いデータベース化している点が大きな特徴である。本ポスター発表では、MicrobeDB.jp (https://microbedb.jp)のマイクロバイオームデータについての関連ツールである、微生物群集組成の俯瞰ツールLEA(http://leamicrobe.jp)や、膨大なメタゲノム配列へのアミノ酸配列類似性検索ツールPZLAST(https://pzlast.riken.jp/meta)、真菌群集の系統組成解析ツールMycoTAP等について紹介し、マイクロバイオーム研究におけるMicrobeDB.jpの活用方法について紹介する。
発表資料
- 微生物統合データベースMicrobeDB.jpと微生物群集解析(PDF:2.24MB)
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