国立研究開発法人 科学技術振興機構
ポスター発表

【39】セマンティックウェブ技術を用いたバイオリソース横断検索システム

発表者

○櫛田達矢(理研)、臼田大輝(理研)、高田豊行(理研)、桝屋啓志(理研)

※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。

DOI

doi:10.18908/togo2021.p039

概要

理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)は、マウス系統、植物種子、がん細胞株、DNAクローン及び微生物株などのバイオリソースを総合的に取り扱う世界最大級のリソースセンターである。当センターでは、リソース及びリソースが持つ情報を簡単な操作で正確に見つけることができるRDFベースの情報検索システムBRCカタログシステム(https://brc.riken.jp)の開発を進めている。このシステムでは、Ensemble、UniProtのほか、Orthologous Matrix (OMA) のオルソログ、DisGeNETの疾患-遺伝子間相互作用、KEGG Medicusのゲノム-疾患関連のRDFデータ、並びにNANDO、DOID、MONDO、ORDOなどの疾患オントロジー及びMP、HPなどの表現型オントロジーを組み入れている。この統合したRDFグラフから、例えば、疾患研究に活用が期待される遺伝子改変マウスの探索が可能である。本報告では、疾患名や国際疾病分類コードを使ったバイオリソース検索の方法などBRCカタログシステム活用事例やそのRDFデータ構造を紹介する。

発表資料

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