ポスター発表
【8】微生物ゲノムアノテーションパイプラインDFAST - DDBJの登録システムとの統合による登録査定業務の効率化を目指して
発表者
○谷澤靖洋(遺伝研)、藤澤貴智(遺伝研)、大城戸利久(遺伝研)、青野英雄(遺伝研)、李慶範(遺伝研)、有田正規(遺伝研)、中村保一(遺伝研)
※氏名の前の「○」は、代表発表者であることを表します。
DOI
概要
DDBJ Fast Annotation and Submission Tool (DFAST) は微生物ゲノムアノテーションおよび公共塩基配列データベースDDBJへのゲノム塩基配列登録支援のためのパイプラインで、ウェブ版(https://dfast.ddbj.nig.ac.jp/)とスタンドアローン版の両者が公開されている。2020年にDDBJに登録された遺伝子注釈付き微生物ゲノムの8割がDFASTによって処理されたものになっている。
現在、登録されるデータの高品質化と登録査定業務の効率化を目標としてDFASTウェブサービスとDDBJの大規模塩基配列データ登録システム(Mass Submission System MSS)との統合化を進めている。昨年度はこの一環として遺伝研スパコンへのウェブサービスの移設、ならびにゲノムの完成度の評価と生物種名の査定を行う新機能DFAST_QCの開発を行った。今後、DDBJのユーザー認証システムとの連携を進め、登録査定作業の自動化を目指している。
- 参考文献:Tanizawa, et al. Bioinformatics 34(6) 1037-1039, 2017
発表資料
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