統合データベース講習会:AJACS越後
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方、NBDCヒトデータベースの紹介に加えて、ゲノムデータベース、ゲノムアノテーション、文献データベース、配列解析、遺伝子発現データベース、遺伝子発現解析ツール、パスウェイデータベースについてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2018年6月26日(火)10:00-16:10
2018年6月27日(水)10:00-16:40
(開場および受付は、開始時間の30分前より)
- 会場: 新潟大学理学部マルチメディア教室
(新潟市西区五十嵐2の町8050 理学部棟A518)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: 設置有り(Windows7 64bit)
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
6月26日(火)
10:00-10:05 受入れ機関挨拶
・・・・ 宮﨑 勝己(新潟大学理学部)
10:05-11:35 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:35-13:00 昼食休憩
13:00-14:30 「ゲノムデータベース、ゲノムアノテーション」
・・・・ 阿部 貴志(新潟大学工学部工学科)
14:30-14:40 休憩
14:40-16:10 「文献情報を用いたサービスを活用する」
・・・・ 山本 泰智(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
6月27日(水)
10:00-11:30 「塩基配列解析のためのデータベース・ウェブツールとCRISPRガイドRNA設計」
・・・・ 内藤 雄樹(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:30-13:00 昼食休憩
13:00-15:00 「実験データの生物学的解釈をするための遺伝子発現DB・ウェブツールの使い方」
・・・・ 小野 浩雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:00-15:10 休憩
15:10-16:40 「パスウェイデータベース」
・・・・ 奥田 修二郎(新潟大学大学院医歯学総合研究科)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。