統合データベース講習会:AJACS浜松
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
回の講習会では、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方、NBDCヒトデータベースの紹介に加えて、パスウェイデータベース、プロテオーム関連データベース、遺伝子発現データベース、次世代シーケンスデータベース、次世代シーケンサー解析についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2018年1月16日(火)10:00-17:10
2018年1月17日(水)10:00-16:30
(開場および受付は、開始時間の30分前より)
- 会場: 浜松医科大学臨床講義棟大講義室
(静岡県浜松市東区半田山一丁目20番1号)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
※電源、ネットワーク(無線LAN)有。
- 申込: 申し込み受付は終了しましたが、お席に若干の余裕がございますので、受講希望の方は、統合データベース講習会事務局までお問合せください。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
1月16日(火)
10:00-10:05 受入れ機関挨拶
・・・・ 内田千晴(浜松医科大学光尖端医学教育研究センター)
10:05-11:30 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
佐久間 桂子(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
11:30-13:00 昼食休憩
13:00-15:00 「パスウェイデータベースおよびプロテオームデータベースの紹介」
・・・・ 奥田 修二郎(新潟大学大学院医歯学総合研究科)
15:00-15:10 休憩
15:10-17:10 「遺伝子発現DBをはじめとした公共オミックスDBの使い方」
・・・・ 坊農 秀雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
1月17日(水)
10:00-12:00 「次世代シークエンスデータベースの紹介と使い方」
・・・・ 児玉 悠一(情報・システム研究機構国立遺伝学研究所DDBJセンター)
12:00-13:30 昼食休憩
13:30-16:30 「NGSデータから新たな知識を導出するためのデータ解析リテラシー」
・・・・ 尾崎 遼(理化学研究所情報基盤センター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
浜松医科大学光尖端医学教育研究センター・先進機器共用推進部
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。