統合データベース講習会:AJACS尾張
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方、に加えて、パスウェイデータベースの使い方について、2日目は、次世代シーケンスデータベース、次世代シーケンス解析、遺伝子発現データベースについてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2017年1月31日(火)13:30-16:45
2017年2月1日(水)9:30-16:40
(開場および受付は、開始時間の30分前)
- 会場: 藤田保健衛生大学 生涯教育研修センター1号館 12階 IT学習室
(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: 会場備え付けのPC(Windows8)を使用します。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
1月31日(火)
13:30~13:35 受入れ機関挨拶
・・・・ 倉橋 浩樹(藤田保健衛生大学総合医科学研究所)
13:35~15:05 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 森 亮樹(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
15:05~15:15 休憩
15:15~16:45 「パスウェイ情報を中心としたKEGG/GenomeNet Webサービスの紹介」
・・・・ 武藤 愛(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)
2月1日(水)
9:30~11:00 「次世代シーケンサー(NGS)解析・基礎編:関連データベース、ツール」
・・・・ 仲里 猛留(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
11:00~11:10 休憩
11:10~14:30 「次世代シーケンサー(NGS)解析・実践編:目的別データ解析」
・・・・ 仲里 猛留(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
(12:00~13:30 昼食休憩予定)
14:30~14:40 休憩
14:40~16:40 「次世代シーケンシングを用いた遺伝子発現解析のためのガイド」
・・・・ 原 雄一郎(理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
藤田保健衛生大学総合医科学研究所
藤田保健衛生大学医学部医学情報教育推進室
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。