統合データベース講習会:AJACSこまち
統合データベース講習会:AJACSは、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、配列解析、遺伝子発現データベース・解析について、2日目は、化合物データベース、パスウェイデータベース、次世代シーケンス解析についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2016年8月8日(月)10:30~17:00
2016年8月9日(火)9:30~15:30
(開場および受付は、開始時間の30分前より)
- 会場: 秋田県産業技術センター 高度技術研究館 2階ミーティングルーム
(秋田市新屋字砂奴寄4-11 )
- 定員: 約30名
- 参加費: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。
※電源、ネットワーク(無線LAN)有。
なお、解析ソフトウェアを用いた講習を予定しております(受講確定後、インストールに関するe-mailをお送りします)。
PC端末の推奨スペック:64bit, メモリ 8GB以上, CPU 2コア以上, Core2 duo 以上, HDD 50GB以上。
- 申込: 申し込み受付は終了しましたが、お席に若干の余裕がございますので、受講希望の方は、統合データベース講習会事務局までお問合せください。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
8月8日(月)
10:30~10:35 受入れ機関挨拶
・・・・高橋 砂織(秋田県総合食品研究センター 食品加工研究所)
10:35~12:00 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・森 亮樹(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~14:30 「塩基配列解析のためのデータベース・ウェブツールとCRISPRガイドRNA設計」
・・・・内藤 雄樹(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:30~14:40 休憩
14:40~17:00 「生物学的解釈をするための遺伝子発現DB・解析ツールの使い方」
・・・・小野 浩雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
8月9日(火)
9:30~11:30 「化合物データベース・パスウェイデータベースの紹介」
・・・・時松 敏明(国立遺伝学研究所DDBJセンター)
11:30~12:30 休憩
12:30~15:30 「オミックスデータと統計解析」
・・・・古川 亮平(岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク機構)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
秋田県総合食品研究センター - 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。