統合データベース講習会:AJACS薩摩
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する初心者向けの講習会です。
今回の講習会では、1日目は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、遺伝子発現データベース、パスウェイデータベース、ゲノムデータベースの使い方について、2日目は、次世代シーケンスデータベース、メタボローム解析、データの可視化についてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方(初心者向け)。
- 日時: 2016年1月26日(火)9:30~17:30
2016年1月27日(水)9:30~16:40
- 会場: 鹿児島大学医学部共通教育棟6階マルチメディア情報演習室(桜ヶ丘キャンパス)
(群馬県前橋市昭和町三丁目39-22)
- 定員: 約50名
- 参加費: 無料
- PC: 会場備え付けのPC(Windows7)を使用します。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
1月26日(火)
9:30~ 9:35 受入れ機関挨拶
・・・・ 古川 龍彦(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科分子腫瘍学分野)
9:35~10:50 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
・・・・ 箕輪 真理(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
10:50~11:00 休憩
11:00~12:30 「生物学的解釈をするための遺伝子発現DB・解析ツールの使い方(前編)」
・・・・ 小野 浩雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
12:30~13:30 昼食
13:30~14:10 「生物学的解釈をするための遺伝子発現DB・解析ツールの使い方(後編)」
・・・・ 小野 浩雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:10~14:20 休憩
14:20~15:50 「パスウェイデータベースの紹介とKEGG PATHWAYの使い方」
・・・・ 守屋 勇樹(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:50~16:00 休憩
16:00~17:30 「ゲノム配列とそれに付与されたデータの使い方」
・・・・ 坊農 秀雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
1月27日(水)
9:30~12:30 「次世代シーケンサーから得られたデータの使い方」
・・・・ 坊農 秀雅(情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター)
12:30~13:30 昼食
13:30~15:00 「メタボローム解析の紹介」
・・・・ 櫻井 望(かずさDNA研究所)
15:00~15:10 休憩
15:10~16:40 「Cytoscapeを使ったデータの可視化」
・・・・ 櫛田 達矢(科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 国立研究開発法人科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。