統合データベース講習会:AJACS岩手
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、最初に講習会受け入れ機関の岩手医科大学の清水先生から「東北MMB計画におけるバイオインフォマティクス」についてのお話を伺い、次いで、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、KEGG PATHWAYを中心としたパスウェイDBの使い方、RとBioconductorを使った基本的な解析方法、DDBJパイプラインとGalaxyによるデータ解析方法などをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2014年12月5日(金) 9:00~17:45
- 会場: 岩手医科大学矢巾キャンパスマルチメディア教室
- 定員: 約30名
- 費用: 無料
- PC: ご自身のPCをお持ち込みください。(無線LAN機器もお持ちであればご持参ください)
- 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました
- プログラム講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:00~9:20 「東北MMB計画におけるバイオインフォマティクス」
/清水 厚志(岩手医科大学)
9:20~10:40 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」
/箕輪 真理(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
10:40~10:50 休憩
10:50~12:20 「KEGG/GenomeNetのWebサービスの紹介」
/守屋 勇樹(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
12:20~13:30 昼食
13:30~15:30 「RおよびBioconductorを使ったバイオデータ解析」
/坊農 秀雅(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:30~15:45 休憩
15:45~17:45 「DDBJパイプラインとGalaxyによるデータ解析」
/大田 達郎(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
岩手医科大学いわて東北大学東北メディカル・メガバンク機構生体情報解析部門
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。