統合データベース講習会:AJACS蝦夷3
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会は、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方に加えて、配列比較解析ウェブツールの使い方、微生物ゲノムアノテーションツール MiGAPの使い方、KEGG/GenomeNetの使い方、またデータベースを活用したタンパク質実験・構造データの探索方法などについてご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2013年11月6日(水) 9:30~17:50
- 会場: 北海道大学工学部 材料化学棟1階 計算機室
- 定員: 約20名
- 費用: 無料
- PC: 会場備え付けのPCを使用するか、もしくは、ご自身のPCをお持ち込みください。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございまいした。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:30~10:40 「NBDCとNBDCが提供するサービス」
/畠中 秀樹(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
10:40〜10:50 休憩
10:50~12:20 「ウェブで実践する配列比較解析〜相同性検索から分子系統解析まで」
/原 雄一郎(理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター ゲノム資源解析ユニット)
12:20~13:30 昼食
13:30~15:00 「微生物ゲノムアノテーションツール MiGAP」
/河野 信(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター
/情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
15:00〜15:10 休憩
15:10〜16:40 「KEGG/GenomeNetの利用法」
/守屋 勇樹(京都大学化学研究所 バイオインフォマティクスセンター)
16:40〜16:50 休憩
16:50〜17:50 「既存データベースを活用したタンパク質実験・構造データの探し方」
/西方 公郎(理化学研究所 情報基盤センター 統合データベース特別ユニット)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
京都大学化学研究所
理化学研究所 情報基盤センター
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。