統合データベース講習会:AJACS京都
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会では、生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方や生命科学系の主要なデータベース(DDBJ:DNA Data Bank of Japan、PDBj:Protein Data Bank Japan、KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes)の使い方について、また、PubMedを使って論文を検索したり、ダウンロードした論文の整理、論文中の略語の意味検索の仕方や遺伝子発現データベースや解析ツールの使い方などをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2012年11月8日(木) 9:00~18:00
- 会場: 京都大学 iPS細胞研究所 1階 講堂
- 定員: 40名
- 費用: 無料
- PC: ご自身でPCをご用意ください。(無線LAN使用。無線LAN接続が可能なPCであること)
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
9:00~10:20 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」 坂東明日佳(科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター)
10:20~10:30 休憩
10:30~12:20 「主要なDB(DDBJ、PDBj、KEGG)の使い方」 川島秀一(情報・システム研究機構 ライフサイエンス総合データベースセンター)
12:20~13:20 昼食
13:20~14:20 「文献の検索とその整理方法」 岡本忍(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
14:20~16:20 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」 小野浩雅(情報・システム研究機構 ライフサイエンス総合データベースセンター)
16:20~16:30 休憩
16:30~18:00 「データの可視化」 岡本忍(情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。