統合データベース講習会:AJACS宮崎
統合データベース講習会は、生命科学系のデータベースやツールの使い方、データベースを統合する活動を紹介する講習会です。
今回の講習会では、1日目は生命科学系データベースのカタログ、横断検索、アーカイブの使い方や生命科学系の主要なデータベース(DDBJ:DNA Data Bank of Japan、PDBj:Protein Data Bank Japan、KEGG: Kyoto Encyclopedia of Genes and Genomes)の使い方について、また、PubMedを使って論文を検索したり、ダウンロードした論文の整理、論文中の略語の意味検索の仕方をご紹介します。2日目は遺伝子発現データベースや解析ツールをご紹介します。参加者全員がハンズオンでコンピュータを使いながらの講習です。
- 対象: 生命科学分野のデータベースを利用したい、研究に役立てたい方。
- 日時: 2012年6月30日(土) 13:00~18:00、7月1日(日) 9:00~12:00
基本コース:6月30日のみ
アドバンスドコース:6月30日~7日1日
- 会場: 宮崎大学 清武キャンパス 総合研究棟2階 情報処理演習室
- 定員: 約120名
- 費用: 無料
- PC: 会場備え付けのwindows PCが利用可能です。PCの持込も可能です。
- 申込: 申し込み受付は終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。
- プログラム 講習資料はこちらのサイトをご覧ください。
6月30日(土)
13:00~14:30 「NBDCの紹介とNBDCが提供するサービス」 高祖歩美 (バイオサイエンスデータベースセンター)
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 「主要なDB(DDBJ,PDBj,KEGG)の使い方」 河野信 (ライフサイエンス統合データベースセンター
16:15~16:30 休憩
16:30~18:00 「文献の検索とその整理方法」 櫛田達矢 (バイオサイエンスデータベースセンター)
7月1日(日)
9:00~12:00 「遺伝子発現DB・解析ツールの紹介」 仲里猛留 (ライフサイエンス統合データベースセンター)
- お問い合わせ: 統合データベース講習会事務局 までメールにてお問い合わせください。
- 主催: 科学技術振興機構 バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
- 共催: 情報・システム研究機構(ROIS) ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
宮崎大学 医学獣医学総合研究科、農学部応用生物科学科
※AJACS(「あじゃっくす」と発音)とは・・・
ライフサイエンス分野のデータベース統合を担う人材、アノテーター(Annotator)、キュレーター(Curator)、システムデータベース管理者(System DB administrator)の総称です(All Japan Annotator/Curator/System DB administrator)。AJACSな人は、統合データベースの作成、維持、管理にかかわる新たな職種です。
文部科学省委託研究開発事業「統合データベースプロジェクト」(平成18年度~平成22年度)においては、主としてライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS: Database Center for Life Science)を担う人材として期待されてきました。平成23年度からは講習会等も新たな体制で実施されることになり、より幅広く活躍できるAJACSが生まれることを願っています。