国立研究開発法人 科学技術振興機構

トーゴーの日シンポジウム2024「AI+ロボティクス+データベースが変える生命科学」

新着情報

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概要

「AI + ロボティクス + データベースが変える生命科学」

国立研究開発法人科学技術振興機構 NBDC事業推進室では、分野ごとの中核的データベース構築、データ統合利用のための基盤的な技術開発、基盤的ウェブサービスの開発・提供を推進し、研究データをもっとひろく・つなげて・使いやすくする活動に取り組んできました。

近年、ChatGPTをはじめとする生成 AI やロボット技術などによる研究自動化 (ARW : Automated Research Workflow) が急速に進み、仮説提示・計画立案・実験実施・データ解析・考察などの研究活動に組み込まれつつあります。研究自動化の進展は研究サイクルの大幅な加速や探索範囲を拡大させ、想定外の発見や思いがけない成果の創出、社会的課題解決に向けた貢献の増大が期待されています。こうした新たな時代にあって、データベースを通じた研究データの整備・利用のあり方はどのように変わっていくでしょうか?

本シンポジウムでは、自然言語処理、ロボティック・バイオロジーの第一人者の先生方にそれぞれの技術の現状と今後をご紹介いただきます。また、「統合化推進プログラム」の2024年度採択課題の代表者の先生方に、公共データベースの開発構想を講演いただきます。くわえて、現地開催としては5年ぶりとなるポスター発表を実施します。シンポジウムの掉尾を飾るのは、研究プロセスの自動化が進みつつある生命科学の未来について議論するパネル・ディスカッションです。

生命科学に関わる多くの多様なステークホルダーにご参加いただき、生命科学の未来をともに思索する場にしたいと考えています。

#togo2024

プログラム

09:00 開場
09:30~09:35 開会あいさつ
09:35~09:40 来賓あいさつ (文部科学省)
09:40~10:50
招待講演
09:40~
自然言語処理と大規模言語モデルの発展と応用の可能性
宮尾 祐介 (東京大学)
10:10~
ロボティック・バイオロジーによる生命科学の加速
高橋 恒一 (理化学研究所)
10:40~
質疑応答
10:50~11:00 休憩
11:00~11:35
口頭発表
座長:伊藤 隆司
NBDC「統合化推進プログラム」研究総括 / 九州大学
11:00~
バイオデータサイエンス時代の統合化推進プログラム
伊藤 隆司 (NBDC「統合化推進プログラム」研究総括 / 九州大学)
11:05~
AI 駆動型データキュレーションによる中分子相互作用統合データベースの開発
池田 和由 (理化学研究所)
11:15~
細胞レベルの機能・表現型と遺伝子発現を関連付ける「Cell IO」データベースの開発
尾崎 遼 (筑波大学)
11:25~
創発的再解析のためのメタボローム統合データベース
早川 英介 (理化学研究所)
11:35~12:35 休憩
12:35~15:50
ポスター
12:35~
ライトニング・トーク
13:35~
ポスター・セッション
15:50~16:05 休憩
16:05~17:35
パネル
生命科学の未来を予想する――データベースはもう要らなくなる...ってコト?!
高木 利久(NBDC/富山国際大)、二階堂 愛 (理研/Science Tokyo)、牛久 祥孝 (オムロンSX)、大上 雅史 (Science Tokyo)、大田 達郎 (千葉大)、森 宙史 (遺伝研)
17:35~17:40 閉会あいさつ
17:40~18:00 休憩
18:00~19:30 意見交換会

アクセス

  • JR山手線・京浜東北線・横須賀線・東海道本線「品川駅」港南口より徒歩5分
  • 東海道・山陽新幹線「品川駅」港南口より徒歩5分
  • 京急「品川駅」より徒歩8分

品川駅からの徒歩ルートマップ

開催情報

名称 トーゴーの日シンポジウム2024
日時 2024年10月5日 (土) 09:30~17:40
会場 品川ザ・グランドホール (東京都港区港南2-16-4)
形態 現地開催 (オンライン配信あり)
参加費 無料
※ 意見交換会へのご参加には参加費を申し受けます。
主催 国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST)
後援 内閣府・文部科学省
ハッシュタグ #togo2024

リーフレット

問い合わせ先

JST NBDC事業推進室
sympo2024[AT]biosciencedbc.jp ([AT]を@に変更してください)

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