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タイトル:公開特許公報(A)_毛髪化粧料用退色防止剤
出願番号:2014100430
年次:2015
IPC分類:A61K 8/49,A61Q 5/00,A61Q 5/12


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南 律安 高橋 宏輝 JP 2015218114 公開特許公報(A) 20151207 2014100430 20140514 毛髪化粧料用退色防止剤 太陽化学株式会社 000204181 南 律安 高橋 宏輝 A61K 8/49 20060101AFI20151110BHJP A61Q 5/00 20060101ALI20151110BHJP A61Q 5/12 20060101ALI20151110BHJP JPA61K8/49A61Q5/00A61Q5/12 2 1 OL 7 4C083 4C083AC851 4C083AC852 4C083BB53 4C083CC31 4C083CC33 4C083EE21 4C083EE28 本発明は、カラーリングした毛髪がシャンプー、トリートメント剤等の使用の繰り返しにより色素が溶出し、経日的に退色が進むことを抑制する毛髪化粧料に関する。 一般に、パーマ施術後やカラーリング処理後の毛髪は、なめらかな風合いが失われ、パサパサとした硬い感触が生じ、クシ通りが悪く、枝毛、切れ毛等が生じやすい傾向にある。これは、パーマネントウエーブ剤による毛髪のシスチン結合の切断や、カラーリングによる毛髪中のケラチンの損傷によるもので、特に近年において、ファッション目的でカラーリングをする人が増えており、毛髪の損傷が起こりやすくなっている。 そこで、このような毛髪の損傷を解消するために、通常コンディショニング効果を有するヘアシャンプーやヘアリンスが使用されている。これらは、一般に毛髪に柔軟性や光沢を付与し、滑らかでクシ通りの良い仕上がり感を毛髪に与える。さらには毛髪に発生する静電気を防止し、整髪を良好にするといった作用を有する。このような作用は、主成分として用いられているカチオン成分によるものである。具体的には、コンディショニング効果を有するヘアシャンプーやヘアリンス等には、例えばアルキルトリメチルアンモニウムクロライドやジアルキルジメチルアンモニウムクロライドなどに代表される第4級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤を主成分として配合したものが通常知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。特開平06−298627号公報特開平10−007534号公報 しかしながら、従来コンディショニング剤の主成分として使用されている第4級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤を配合したシャンプー、リンス等は、カラーリング処理後の毛髪に繰り返し使用することで、経日的に退色が進む課題があった。 本発明では、請求項1及び2記載のヘアコンディショニング剤を提供することにより、カチオン成分と同等のコンディショニング効果を有しながら、前記課題を解決する。 本発明によれば、カラーリングした毛髪の退色を防止することのできるヘアコンディショニング剤を提供することができる。図1はシャドーシルエット法による帯電防止効果を評価した図である。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に用いられるカラーリングした毛髪は、酸化染毛料または酸性染毛料でカラーリングした人毛である。特に限定されるものではないが、好ましくは酸性染毛料でカラーリングした人毛白髪である。 本発明の毛髪の退色防止用ヘアコンディショニング剤は、ピログルタミン酸脂肪酸グリセリルを含有することを特徴とする。ピログルタミン酸脂肪酸グリセリルは、グルタミン酸を脱水縮合して得られたピログルタミン酸と、モノグリセリドをエステル化して得られたものである。脂肪酸は特に限定されるものではないが、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸およびこれらの混合物などが挙げられ、好ましくはオレイン酸である。 他の併用できる成分としては(A)アニオン性界面活性剤、(B)カチオン性界面活性剤が挙げられる。 併用できる成分である(A)アニオン性界面活性剤としては、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルファオレフィンスルホン酸塩、アシル化アミノ酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩などが挙げられる。これら1種を単独で用いても良く、また2種以上を組み合わせて用いることもできる。上記のうち特にポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。 併用できる成分である(B)カチオン性界面活性剤としては、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。これら1種を単独で用いても良く、また2種以上を組み合わせて用いることもできる。上記のうち特に塩化ステアリルトリメチルアンモニウムが好ましい。 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 退色防止効果の評価 人毛白髪の毛髪を酸性染毛料で染毛した。シャンプー処理とリンス処理を7回繰り返し実施し、シャンプー処理及びリンス処理を行った浸漬液の吸光度と、目視による毛髪の色調変化から退色防止効果の評価を行った。詳細は以下に記載する。 (1)染毛毛髪試料の作成 長さ10cm、重さ1gの人毛白髪の毛束を5重量%のポリオキシエチレンラウリルエーテルサルフェート(3E.O)に2分間浸漬し、十分に洗浄した後ドライヤーで乾燥し、酸性染毛料(ブローネヘアマニキュア、花王株式会社)で染毛した。十分に洗浄した後ドライヤーで乾燥し、染毛毛髪試料を作成した。 (2)染毛毛髪試料の処理 5重量%のポリオキシエチレンラウリルエーテルサルフェート(3E.O)に上記染毛毛髪試料を2分間浸漬し、タオルで水分をふき取った(シャンプー処理)。浸漬液はHITACHI社製分光光度計U−2000を用いて480nmの吸光度を測定し、吸光度が低いほど浸漬液への色素流出が少なく、退色防止効果が高いと評価した。 次にエタノールに0.5重量%のピログルタミン酸オレイン酸グリセリル、または0.5重量%の塩化ステアリルトリメチルアンモニウムを溶解した試験液に染毛毛髪試料を2分間浸漬した(リンス処理)。浸漬液は480nmの吸光度を測定し、吸光度が低いほど浸漬液への色素流出が少なく、退色防止効果が高いと評価した。 以上の操作を7回繰り返した後、シャンプー処理、リンス処理それぞれ7回の吸光度測定値及びそれぞれ7回の吸光度測定の合計値と、目視による毛髪の色調変化から退色防止効果の評価を行った。結果を表1、表2に示す。 なお、目視の評価基準は以下のとおりである。 ○:色の変化がない △:やや色の変化がある ×:色の変化がある 表1、表2の結果から明らかなように、本発明のヘアコンディショニング剤は退色防止効果が高い。 帯電防止効果の評価 人毛黒髪の毛髪をクシで30回といた後に広がった毛髪の左右の長さを足した値から、帯電防止効果を評価した。詳細は以下に記載する。 (1)毛髪試料の作成 長さ15cm、重さ2gの人毛黒髪の毛髪を5重量%のポリオキシエチレンラウリルエーテルサルフェート(3E.O)に2分間浸漬し、十分に洗浄した後ドライヤーで乾燥し、毛髪試料を作成した。 (2)毛髪試料の処理 エタノールに0.5重量%のピログルタミン酸オレイン酸グリセリル、または0.5重量%の塩化ステアリルトリメチルアンモニウムを溶解した試験液に上記毛髪試料を2分間浸漬し、十分に洗浄した後ドライヤーで乾燥した。処理した毛髪試料は室温25℃、湿度40%の条件で1晩保存した。クシで30回といた後に広がった毛髪の左右の長さを足した値で帯電防止効果を評価した(図1)。結果を表3に示す。 表3の結果から明らかなように、本発明のヘアコンディショニング剤はコンディショニング効果が高い。 カラーリングした毛髪がシャンプー、リンス、トリートメント剤等の繰り返し使用により染料が溶出し、経日的に退色が進むのを抑制するヘアコンディショニング剤を提供することができ産業上における貢献度は高い。 ピログルタミン酸脂肪酸グリセリルを含有するカラーリングした毛髪の退色防止用毛髪化粧料。 ピログルタミン酸脂肪酸グリセリルの構成脂肪酸がオレイン酸である請求項1記載のカラーリングした毛髪の退色防止用毛髪化粧料。 【課題】パーマ施術後やカラーリング処理後の毛髪は、なめらかな風合いが失われ、パサパサとした硬い感触が生じ、クシ通りが悪く、枝毛、切れ毛等が生じやすい傾向にある。カラーリングした毛髪がシャンプー、リンス、トリートメント剤等の繰り返し使用により染料が溶出し、経日的に退色が進むのを抑制する毛髪化粧料の提供を目的とする。【解決手段】ヘアコンディショニング剤にピログルタミン酸脂肪酸グリセリルを含有させることにより上記課題を解決する。【選択図】図1


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