生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_皮膚化粧料
出願番号:2005347531
年次:2007
IPC分類:A61K 8/49,A61K 8/41,A61Q 19/00


特許情報キャッシュ

中西 正敏 JP 2007153752 公開特許公報(A) 20070621 2005347531 20051201 皮膚化粧料 MTコスメティクス株式会社 503207625 牧 哲郎 100077779 牧 レイ子 100078260 菊谷 公男 100086450 中西 正敏 A61K 8/49 20060101AFI20070525BHJP A61K 8/41 20060101ALI20070525BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20070525BHJP JPA61K8/49A61K8/41A61Q19/00 1 OL 3 4C083 4C083AC301 4C083AC302 4C083AC541 4C083AC542 4C083AC851 4C083AC852 4C083AD192 4C083AD642 4C083AD662 4C083CC02 4C083CC05 4C083EE12 本発明は、皮膚表面の皺、たるみを減少する効果を有する皮膚化粧料に関する。 皮膚表面の皺、たるみを減少する効果を有する皮膚化粧料として、ビタミンCやビタミンEなどを加えたものがあるが、効果がいまだ不充分である。 本発明は、上記欠点を解消し、皮膚の張りを保ち、皺、たるみを減少する効果を生じる皮膚化粧料を提供することを目的とする。 上記目的を達成するために本発明者は、鋭意研究の結果、L−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)を適量配合した化粧料を使用することにより、皮膚の張りを保ち、皺、たるみが減少することを知見して本発明に至った。 すなわち本発明の皮膚化粧料は、L−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)を夫々0.1〜5.0質量%含有してなる。 皮膚化粧料は、美容液、クリームなど皮膚に適用する公知のもののいずれであってもよい。 本発明では、L−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)の持つ作用の相乗により、皮膚の張りを保ち、皺、たるみを減少できる。 以下本発明について説明する。 精製水、グリセリンなどを含む通常の化粧基材中に、例えばL−カルノシンを5.0質量%、2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)を4.0質量%加える。 さらに、ビタミンC、ビタミンE、グルコサミンなどの肌(皮膚)に潤いや張りを与えるとされる公知の成分や、香料、PH調整剤などを適宜加え製品(美容液、クリームなどの皮膚化粧料)にする。 前記L−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)の量はいずれも0.1〜5.0質量%であればよい。いずれかが0.1質量%未満の場合は、皮膚の張りを保ち、皺、たるみを減少するという効果を生じないし、逆に5.0質量%を越える場合は、製品価格が高騰するだけで、5.0質量%以下のものと効果に顕著な違いを生じない。 なお、本発明皮膚化粧料の作用の根拠は、明確ではないが、以下の抗酸化作用、糖の代謝の促進作用及び筋肉収縮機能の向上作用の相乗によると推定できる。 (抗酸化作用) L−カルノシンの持つ抗酸化作用により、フリーラジカルによる皮膚のコラーゲン層の破壊を防ぐ。 (糖の代謝の促進作用) 体内で代謝されずに蓄積した糖が皮膚のコラーゲンと結合して、コラーゲン線維の持つ伸縮性を阻害し、老人斑や皺ができ易くなる。L−カルノシンは糖の代謝を促進し、コラーゲンとの結合を防ぎ、老人斑や皺をでき難くする。 (筋肉収縮機能の向上作用) 2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)は、アセチルコリンの前駆体であり、皮膚から吸収された時、アセチルコリン受容体を阻害し、筋肉収縮機能を高める。 化粧基材中に、L−カルノシンを5.0質量%、2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)を4.0質量%加える。 さらに、ビタミンC、ビタミンE、グルコサミン及びPH調整剤を加えた製品を、30代の女性15人に3ヶ月間使用してもらったところ、全員が肌のきめが細かくなったような気がするとの使用感を持つと共に、8人が皺が改善したと報告してきた。L−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)を夫々0.1〜5.0質量%含有してなる皮膚化粧料。 【課題】 従来の皮膚化粧料と比べ、皮膚の張りを保ち、皺、たるみを格段に減少する効果を生じる皮膚化粧料を提供する。【解決手段】 化粧基材(精製水、グリセリンなど)中に、主成分としてL−カルノシン及び2−ジメチルアミノエタノール重酒石酸塩(DMAE)をそれぞれ0.1〜5.0質量%加える。 さらに、ビタミンC、ビタミンEを加えてもよい。 前記成分を加える皮膚化粧料は、美容液、クリームなどの皮膚に塗布する公知のもののいずれであってもよい。【選択図】 なし


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