生命科学関連特許情報

タイトル:公開特許公報(A)_血糖値及び肥満のコントロール飲食用組成物
出願番号:2004307409
年次:2006
IPC分類:A61K 47/42,A23L 1/30,A23L 1/305,A61K 36/48,A61P 1/10,A61P 3/04,A61P 3/10


特許情報キャッシュ

原口 興治 原口 祥一 JP 2006089451 公開特許公報(A) 20060406 2004307409 20040924 血糖値及び肥満のコントロール飲食用組成物 原口 興治 596081131 原口 祥一 504378940 原口 興治 原口 祥一 A61K 47/42 20060101AFI20060310BHJP A23L 1/30 20060101ALI20060310BHJP A23L 1/305 20060101ALI20060310BHJP A61K 36/48 20060101ALI20060310BHJP A61P 1/10 20060101ALI20060310BHJP A61P 3/04 20060101ALI20060310BHJP A61P 3/10 20060101ALI20060310BHJP JPA61K47/42A23L1/30 BA23L1/305A61K35/78 JA61P1/10A61P3/04A61P3/10 1 書面 6 4B018 4C076 4C088 4B018MD20 4B018MD61 4B018ME01 4B018ME03 4C076BB05 4C076CC16 4C076EE41 4C076FF70 4C088AB59 4C088AC05 4C088BA06 4C088MA52 4C088NA14 4C088ZA72 本発明は、豆科植物から生成された糖タンパクである炭水化物吸収抑制成分ファセオラミン(Phaseolamin、商標)の肥満解消及び予防効果を強化加速させることを図った飲食用組成物に関する。 技術背景 糖尿病と肥満は、炭水化物の摂取量と相関関係にあり現代人の生活習慣からもたらされる失明や脚切断、脳・心臓疾患など生命の大きな危険因子になっている。特に日本人の主食が炭水化物で多様化ストレス社会の今日、サイレントな症状進行に摂食制限することは簡単なようでありながら極めて難しくメンタル、医療分野においても切実な課題となっている。従来の食生活を変えることなく食事の前または後に飲用するだけの豆科植物から生成された糖タンパクであるファセオラミン(Phaseolamin、商標)は炭水化物の消化・吸収を防ぎ血中のグルコース値を抑制する近年の素材として確かな逸材とされる。 これまでの30以上に及ぶ研究成果からファセオラミン摂取のメカニズムは、食べた炭水化物の68〜75%が分解されず繊維質同様に未消化のまま体外に排出され糖上昇を阻止することが臨床検査を経て実証されており、臨床治験では1日2回1500mgのファセオラミンを摂取したグループは偽薬を飲んでいたグループに比べ平均8週間で18パウンド(約8kg)の減量ができ、ウエストも平均1.5インチ(約4cm)減少したことが報告されている。学術的にも医学的にもこれまでにない画期的な糖管理、体重管理・肥満解消になり、安全面からも問題がないため今後もさらに広まっていく素材と位置づけられている。 以上に述べた炭水化物吸収抑制成分ファセオラミンは血糖値及び糖尿の管理が容易かつ確実でダイエット効果もあるが原料単価が高く、特に肥満解消のサイズダウン・体重ダウンのダイエット効果を願う人にとってはその体現が極めて緩やかであり現代人のスピード感覚に遅れているという課題を抱えている。 本発明は、この課題を解決するものであり、過剰な炭水化物の吸収を抑制して血糖値及び糖尿の維持管理をしながら肥満解消及び予防のダイエット効果体現をよりスピーディにすることを目的とするものである。 そのような事情から本発明者は上記目的を達成するために、サイズダウン・体重ダウンを加速させる肥満解消方法の発明による飲食用組成物の必要に迫られ、甘さを感じさせなくすることで知られる糖吸収阻害系で定評のギムネマシルベスタを加えるなどをして血糖値及び体脂肪の上昇緩和・低減には格段の進歩を見ることができた。 更に十数種の薬石から抽出したイオン化ミネラルを加える試みなどによって、血糖値285mg/dlが約2ケ月で118mg/dlになり、血圧も正常値、透析後の疲労が楽になった、どす黒い顔に血色が戻った、疵の治りがよくなったなどの試用結果報告があった。 しかしながら血糖値上昇の抑制・糖尿の改善及び肥満の予防には前進的な結果を出し得たが、肥満解消・体脂肪減少のサイズダウン・体重ダウンを加速させる目的からはほど遠く満足することはできなかった。 更に脂肪吸収阻害剤(fat inhibitor)や脂肪燃焼効果のあるL−カルニチン、異性化リノール酸、シトリマックスやバナバ、サラシアエキスなどを用いたがいずれも根気のいる運動を必要とし、強固な意思をもって運動を継続しない限りその有意差を格別に見出すことはできなかった。 かかる硬直した状況の中でこの課題の解決に向けてファセオラミンによる炭水化物未消化物の緩やかな食物繊維様便通効果に着目、肥満解消の加速方法として緩下作用をより強化させることを目的に認知度の高いセンナ茎部素材を選択、これによって人生まで変える痩せたい願望サイズダウン・体重ダウンの肥満解消体現スピードに顕著な結果を得るに至った。 1×1(ワン・バイ・ワン)システムとして、先ず炭水化物の消化・吸収抑制作用を持つファセオラミンとセンナ茎部を配合して製造する方法で組成物を得ることから始まった。センナの葉・軸は専ら医薬品として用いられる。乾燥したセンナ茎部は食区分であるが微量ながらセンノシドA・Bが含まれ緩下作用を持っている。しかしながら自然植物原料のため時として高いレベルで含有されることもあり、その作用の刺激性から品質が一定にコントロールされているセンナ茎部の抽出エキスを使用するのが望ましいと思われた。 2×1(ツー・バイ・ワン)システムとして実施例1に糖吸収阻害系であるギムネマシルベスタを配合した。 1×2(ワン・バイ・ツー)システムとして実施例1に整腸作用と便秘解消効果があるキダチアロエを加えた。 2×2(ツー・バイ・ツー)システムとして炭水化物の消化・吸収抑制作用を持つファセオラミン+ギムネマシルベスタ×緩下作用のセンナ茎部抽出物+キダチアロエを配合して製造する方法によってサイズダウン・体重ダウンの肥満解消体現スピードが飛躍的に加速され、課題解決の目的を達成するに至った。 形態は液体、粉体、顆粒、打錠、ソフトカプセル、ハードカプセルなどで提供できるが、実施例においては劣化を抑えて素材の有効性を最大に働かせる目的でハードカプセルに充填し、体質や体調・目的などに合わせて平均的なファセオラミンの一日摂取量500mg〜1500mg、センノシドA・Bの一日摂取量2〜6mgを粒数で容易に調整できるようにした。 実施例4における糖尿及び血糖値試験例においては食後の血糖値上昇は緩やかに訪れて速やかにピークが去り、継続することで正常値に限りなく近づいて血糖値・糖尿の管理がファセオラミン単独の摂取に比較して有意にコントロールできることが確認された。 実施例4における肥満解消試験例において摂取当日あるいは翌日から1週間で排便量及び回数が増加して1〜2.6kgの体重減少と気になる腹部1〜3cmサイズダウンが確認され目に見える形で体現された。 肥満の改善及び体脂肪の減少スピードは、緩下作用のあるセンナ茎部抽出物及び医者要らずとも呼ばれて整腸効果と便秘解消効果があるキダチアロエを配合する方法によってそれぞれの不足部分を補足しあう相乗効果がもたらされ刺激性もマイルドになり、目的のサイズダウン・体重ダウンの肥満解消体現スピードが著しく早くなって所期の課題解決は十二分に達成された。 同時に食餌制限のないストレスフリーな快食・快便によって食べる喜びを享受、女性に多い便秘の改善、腐敗便がなくなり・血液もキレイになって胃や腸の不快な腹部膨満感・肌荒れ・顔の黒ずみ・吹き出物・のぼせ・頭痛・食欲不振、肩こり、痔の痛み・出血なども軽減された。 本発明が血糖値の管理と肥満予防及び改善の両方に満足すべき結果を得られた第一の要因は、多様化したストレス・乱れた生活習慣などからくるご飯・パン・アルコール・麺類・ケーキ・スナックなどの身体への過剰な炭水化物の吸収を抑制し、血糖値の上昇を緩やかにして脂肪の蓄積を防止するファセオラミンである。またギムネマシルベスタの相乗的な働きである。炭水化物を摂取した後の血液中のグルコース値は正常値に戻る時間が早く糖尿病に効果があることは明らかである。実使用テスト1ケ月〜3ケ月後の血糖値及び体脂肪率は確実に減少したことが認められた。 第二の要因は緩下作用のあるセンナ茎部抽出物の働きである。またキダチアロエの相乗的な働きである。便通促進効果により腸の中に滞留した黒く臭く古い大量の便が速やかに排泄されるだけで腹部は即タイトになりスピーディな体重減少は明らかであった。便通促進でスッキリ浄化されて過剰なカロリー摂取も防止され、継続することによって滞留物の少なくなった胃や腸は次第に引き締まって容積が小さくなり、所謂エフェドラ効果が生まれて食事の量も次第に正常な体質に変化する様子がみられた。 発明の効果 本発明による炭水化物の吸収抑制物質ファセオラミンと便秘改善・便通促進作用があるセンナを配合して製造する方法で血糖値・糖尿及び肥満の改善・解消の加速が得られる飲食用組成物によって、過剰な血糖値上昇の抑制・糖尿の改善及び肥満の予防・改善・解消・体脂肪の減少にスピードあるサイズダウン・体重ダウン効果があり目に見える形での肥満解消に極めて満足する飲食用組成物であることがこれらの実使用テストの結果により実証された。自然の食欲抑制剤としても働くことが発見された。 特に実施例4における2×2(ツー・バイ・ツー)システムで顕著であった。遅効性である炭水化物の消化・吸収抑制作用を持つファセオラミン+ギムネマシルベスタ×即効性のある緩下作用のセンナ茎部抽出物+キダチアロエを配合して製造する方法で相乗効果がより高まった。食欲を満たした過剰な炭水化物が糖として血中に溢れ高血糖糖尿体質・脂肪として貯蔵されることを阻止すると同時に便通促進効果があることによって腸内滞留物を速やかに体外排泄する組成物を得たことで所期の目的、肥満解消のサイズダウン・体重ダウンのダイエット効果発現が飛躍的にスピーディなった。 本発明は、食餌制限や運動などの特別な苦痛を伴わなくとも機能性が確かでストレスフリーであるから、無理なダイエットによる拒食や過食の摂食障害・メンタル・体調・肌のあれなど心身の不調・若年性更年期症状などの女性ホルモンの乱れのような影響を及ぼさず、高血糖の低減・脂肪細胞の肥大化防止・体脂肪の燃焼・便通改善が促進され、肥満解消のリバウンド防止、健康と綺麗な体型を保つ自然で速やかなダイエットとして提供できる。 本発明による飲食用組成物は、その緩やかな血糖値改善と速やかな便通促進作用が確かで、糖尿・肥満予防及び改善ファセオラミン飲食用組成物が安全であり、長期にわたる使用にも適した飲食用組成物であることが実証された。深刻な少子高齢化時代を生きる運動量の少ない高齢者にとっても快食快便で毎日美味しく食べ・生きる歓びと健康の維持に貢献できる。本発明は、スピード感・信頼あるダイエット・サプリメントとして好ましいプロポーション作り・痩せる喜び・人生まで変われる幸せにも寄与、毎日の健康な食管理デイ・ダイエット(DAY・Diet)、血糖値及び肥満のコントロール飲食用組成物として提供するものである。 炭水化物の吸収抑制物質ファセオラミンと便秘改善・便通促進作用があるセンナを配合して製造する方法で血糖値・糖尿及び肥満の改善・解消の加速が得られる飲食用組成物。 【課題】 炭水化物の吸収抑制で血糖値のコントロール・糖尿と肥満の解消及び防止作用がある豆科植物から生成された糖タンパクであるファセオラミン(Phaseolamin、商標)は、その効果が確実ではあるが肥満解消においてその体現速度が非常にスローであるのが課題であり、これは便通作用が緩慢であるからである。【解決手段】 便通促進改善作用のあるセンナ茎部およびキダチアロエの1種又は2種以上を配合して製造する方法によって、肥満解消の体現速度が極めて速く効果が目に見える形での飲食用組成物を提供することで上記課題を解決した。【選択図】なし


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